名駅の「ハンズ名古屋店」(名古屋市中村区名駅1)8階の名古屋土産コーナーが拡大リニューアルして1カ月がたった。
「味噌煮込みうどん」「きしめん」「あんかけスパ」などの香りがある入浴剤「名古屋めしの香湯」
リニューアルオープン日は3月15日。コーナー名は新たに「でらナゴ」と付けた。面積は以前に比べて5倍程度の約15坪になった。
同コーナー担当の渡辺修司さんによるとコンセプトは「いいもの発見!あるある名古屋」で、「とにかく名古屋、愛知を盛り上げたい気持ちからコーナーを拡大した。地元の人も欲しくなるような地元愛あふれる土産商品を集めた」という。地域を紹介するフリーペーパーも設置するほか、高さ2.5メートル、幅4.5メートルの愛知県の地図を設置し各地の情報を掲示する。
渡辺さんは「コロナ禍が明けて人の往来も増え、ジブリパークの新エリアもオープンし、名古屋、愛知が日に日に盛り上がっているのを感じているにもかかわらず、名古屋は観光スポットや遊ぶ所がないと言われがち。商品だけでなく、情報も発信することで人と情報のハブになり、いい所を紹介していきたい」と話す。
商品は、ヒヨコの姿をした名古屋の洋菓子「ぴよりん」をモチーフにした雑貨のほか、喫茶店「コンパル」やあんかけスパ店「ヨコイ」のメニューのミニチュア、中日ドラゴンズのマスコット「ドアラ」グッズのカプセルトイ、名古屋モチーフのステッカー、キーホルダーなどの雑貨、Tシャツなどのアパレルアイテム、土産用の名古屋めしの食品などが並ぶ。
「味噌(みそ)煮込みうどん」「きしめん」「あんかけスパ」などの香りがある入浴剤「名古屋めしの香湯(かおりゆ)」は渡辺さんの「お薦め」。そのほか、「だもんで」「うみゃあ」「めちゃんこ」など名古屋弁をモチーフにしたブローチ、エビ天やエビフライの姿をしたポーチやキーホルダー、同店オリジナルデザインのシャチホコや名古屋めしなどのイラストのピンバッジやポストカードなど。
渡辺さんは「ゴールデンウイークには、この地元の良さを『あるある話』も添えて他県に持ち出してほしい」と呼びかける。
営業時間は10時~20時。