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個人店の看板商品がキーホルダーに 「推し活」で名古屋駅西を盛り上げる

「駅西キーホルダー」を手にするデザイナーの岡崎美早紀さん

「駅西キーホルダー」を手にするデザイナーの岡崎美早紀さん

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「駅西」の通称で親しまれる名古屋駅西側エリアの個人店の看板商品をデザインした「駅西キーホルダー」の販売・配布が5月15日、駅西かいわいの店舗で始まった。

表側には店舗の看板商品や代名詞とされるアイテムのイラスト、裏側には店舗ロゴをあしらう

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 インスタグラムやウェブサイトを通じて名古屋駅西エリアの魅力を発信するウェブマガジン「駅西さんぽ」の運営など、コミュニケーションデザイン事業や地域ブランディングに取り組む広告代理店「トガル」(名古屋市中村区)が企画した。

 同社デザイナーの岡崎美早紀さんは「キーホルダーは『推しグッズ』の中でも気軽に日常生活に取り入れやすいアイテム。さまざまな世代、国籍の人が行き交う駅西を推すのにぴったりと考えた」と話す。同社が展開するSNSキャンペーン「#推し駅西」の進呈品として企画したが、販売を希望する声が集まったことから、販売に踏み切った。

 全15種類で、協力店舗各店では自店舗がモチーフのキーホルダー1種類を取り扱う。価格は825円だが、「扱いは各店にゆだねている」と岡崎さん。販売する店舗もあれば、会員証として利用客に配布する店舗も。岡崎さんは「常連客にプレゼントしたとの話も聞く。『うちのメニューがこんなにかわいいキーホルダーになるなんて』と喜んでいただけて、とてもうれしく感じた」と笑顔を見せる。

 駅西で東海エリアの土産物を扱うセレクトショップ「OMYAGE NAGOYA(オミャーゲ名古屋)」、ハンズ名古屋店8階の名古屋土産コーナー「でらナゴ」では、全15種類を販売する。

 販売利益はPRなど地域活動に役立てる。岡崎さんは「今後もラインアップを増やしていく予定。仕入れ価格の高騰などで厳しい状況にある個人店、そして駅西エリア全体を盛り上げることに少しでも貢献していきたい」と意気込む。

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