「出来(でき)立てカエルまんじゅう 抹茶あん」が「かえるの日」の6月6日、ジェイアール名古屋タカシマヤ(名古屋市中村区名駅1)地下1階特設会場で販売している。
名古屋タカシマヤの店内で焼き上げた「出来立てカエルまんじゅう 抹茶あん」
「カエルまんじゅう」は名古屋の老舗和菓子店「青柳総本家」が作る、にっこりと笑うカエルの顔を描いたまんじゅうで、名古屋土産として親しまれている。中にはこしあんをはじめ、季節に応じた味のあんが入る。
名古屋タカシマヤでは現在、店内で焼き上げた「出来立てカエルまんじゅう」を販売する期間限定企画を展開している。青柳総本家社長の後藤稔貴さんは「催事スペースで既存商品を提供する選択肢もあったが、お客さまを笑顔にする新しい挑戦をしようと踏み切った」と話す。「中のあんの水分を吸収する前の焼きたては、『生地はサクサクしていて中のあんは滑らか』との声が多く、通常のカエルまんじゅうとは違った食感を楽しんでもらえる」とも。
販売しているのは「こしあん」の商品だが、この日は8月下旬までの期間限定商品「抹茶あん」の「出来立てカエルまんじゅう」を1日限定で販売する。青柳総本家営業企画室の野崎千花さんは「初めての販売のため反応が分からないが会社としてのチャレンジ精神で行った。カエルファンの方にも楽しんでもらえれば。通常に比べてあんがみずみずしく、抹茶の風味も立つ」と話す。
1時間ごとに焼き上げ、焼き上がったまんじゅうに「カエル」の目と口の焼き印を一つずつ押して仕上げる。より出来たての状態で食べてほしいことから、焼き上がりから1時間以内の商品を販売するという。
今日の販売は18時の焼き上がり分まで(準備数なくなり次第終了)。営業時間は20時まで。価格は、1個(230円)。
通常の「出来立てカエルまんじゅう」の販売は7月2日まで。