フレキシブルオフィス「WeWork(ウィーワーク) JRセントラルタワーズ名古屋」が10月1日、「JRセントラルタワーズ」(名古屋市中村区名駅1)オフィス最上階の50階にオープンした。
オフィスの窓から見える「名古屋城」や建設中の「IGアリーナ(愛知県新体育館)」
米・ニューヨーク発のWeWorkはフレキシブルオフィス。フレキシブルオフィスとは、柔軟な契約形態や利用形態を採用したワークスペースの総称。現在、同社は国内に7都市と海外37カ国に拠点を展開する。名古屋には2019年5月、ささしま地区の複合ビル「グローバルゲート」内に初出店。メンバーは国内問わず、各拠点を利用できる。常駐するコミュニティーチームが、メンバーや企業間のコミュニティーづくりやマッチング、イベント企画・開催を担う。
新拠点のWeWork JRセントラルタワーズ名古屋は、WeWorkの国内拠点の中で最も出店場所が高い。席数は443席。施設内には、共用スペースのラウンジのほか、プライベートオフィス、会議室、セミナールーム、フォーンブースを設けた。10席以上の区画とラウンジは窓を備え、場所によっては名古屋城や名駅の高層ビルなどが見える。廊下からダイレクトにオフィスに入れる区画も用意した。プライベートオフィスには、社名ロゴを設置したり、希望の家具を導入したりして、希望に応じてカスタマイズもできるという。
新拠点について、WeWork Japanの熊谷慶太郎さんは「執務室は窓に面して置き、快適な環境を意識した。立地が抜群なのでイベントスペースやセミナールームなど、グローバルゲートの拠点にはない設備もそろえた。同社営業チーム責任者は「メンバーが名古屋の2つの拠点を活用することでより盛んな交流を作り出せるのでは」と話す。
同社社長のジョニー・ユーさんは「名古屋駅直上というアクセスの良さは、さまざまな企業の名古屋進出を促進できる」と話す。