名古屋交通開発機構(名古屋市千種区)は10月17日、名古屋駅直結地下街「メイチカ」の公募型テナントリーシングを始めた。
リニューアルする地下街「メイチカ」のゾーンテーマを掲載した区画図
同地下街は昨年3月31日、リニア中央新幹線開業に備え名古屋市が進める「名古屋周辺まちづくり構想」に基づく名古屋駅地区の整備への協力に伴い、営業を休止した。現在、テナント部分はシャッターで覆われているが通行はできる。
店舗部の延べ床面積は約1350平方メートル。テナント募集区画は17区画。飲食や物販などゾーンごとにテーマに沿ったテナントを誘致するという。
同地下街リニューアルに係る開発コンセプト策定等業務は「スペース」(東京都中央区)と「東急不動産SCマネジメント」(渋谷区)の共同企業体「スペース・東急不動産SCマネジメント共同企業体」が受託。リニューアルコンセプトは「Daily Good+ -メイチカで、Goodな毎日を。-」で、共用部のデザインは「親しみやすく、明るく居心地の良い雰囲気」とし、名古屋市の市章をイメージした八角形や、名古屋城の「金のしゃちほこ」をイメージしたうろこ模様など、名古屋らしいモチーフで彩る。
全面リニューアルオープンは2026年9月の予定。