蒸しカキ料理とモツ鍋などを提供する「かきとモツのがんがん亭」の期間限定営業が10月30日、名鉄百貨店本店(名古屋市中村区名駅1)本館屋上で始まった。
2014(平成26)年の冬シーズンに始まり恒例となった同企画。席数は124席(室内のみ)。「かきのがんがん焼き」は、広島産の殻付きカキを缶に入れて蒸し焼きにする料理。約5~7個が入る「500グラム」(1,800円)、約10~14個の「1キログラム」(3,000円)、約20個の「1.5キログラム」(4,200円)を展開する。
今年は鍋メニューを1人前から注文可能にする。用意するのは、「旨(うま)辛モツのがん辛鍋」(1,400円)、「モツのどっさりネギ塩鍋」、「炙(あぶ)り鶏のゆずこしょう鍋」(以上、1,500円)、「がんがん風牡蠣(かき)鍋」(1,400円)、「海鮮キムチチゲ」(1,700円)など10種類。同百貨店広報担当者の松井美智留さんは「1人前の鍋料理をグループで少しずつ分け合って、味比べも楽しめる」と話す。
メニューには、洋風の「ビストロおつまみ」を新たに用意した。「大根とモツの洋風おでん」(600円)、「キャベツのアンチョビのブレゼ」(480円)、「トリュフ塩で食べるフライドポテト」(550円)など。カキのアヒージョや香草パン粉焼き、アラビアータ風グラタン、チャーハン、カレーなども展開する。「カキやモツは特に好き・苦手が分かれると思う。それ以外の料理や1人前鍋を多数用意したとことで、さまざまな人に楽しんでもらえるよう間口を広げた」と。同百貨店広報担当者の上村嘉臣さん。
コースメニューは、「かきのがんがん焼きコース」(1人=4,200円)と「旨辛モツのがん辛鍋コース」(同=3,800円)のほか、新たにカキ料理や「ビストロおつまみ」メニューなど8品をセットする「ワインで楽しむビストロコース」(ペア限定、同=3,800円)を用意。同コースを注文した人には、ボトルワイン5種類(スパークリング、白、赤)のうち1種類を通常価格の半額で提供する。
ドリンクは単品注文のほか、生ビールやハイボール、サワー、日本酒、ソフトドリンクなど約60種類を用意する時間無制限の飲み放題(1,800円)と、2時間制飲み放題(1,500円)も提供。500円追加で利用できるクラフトビール(4種類)の飲み放題も新設する。上村さんは「ビール離れが進む中、苦いだけではないクラフトビールの味を楽しんでビールを飲んでほしい」と話す。
営業時間は16時~22時。3月20日(12月31日・1月1日除く)まで。