高速SA「速弁」、販売エリア拡大―ラインアップ22種類に

「速弁」新メニュー試食会には、現役バスガイドら20人も参加。NEXCO中日本本社で

「速弁」新メニュー試食会には、現役バスガイドら20人も参加。NEXCO中日本本社で

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 中日本高速道路(名古屋市中区錦2、以下「NEXCO中日本」)は3月15日、高速道路サービスエリア(以下「SA」)のオリジナル弁当「速弁(はやべん)」の販売エリア拡大に伴い、新メニュー試食会を行った。

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 「速弁」は、「中日本のごちそう、~いい旅に、いいお弁当~」をコンセプトに、同社がJTB中部(名古屋市中村区名駅1)と共同で開発し、昨年の11月3日から東名高速道路・上郷SA、名神高速道路・養老SA、北陸自動車道・南条SAで販売を開始した、高速SAオリジナル弁当。秋の行楽シーズンに合わせて販売を開始した弁当は、販売直後の3 連休で1日100個を売り上げるなど好調で、今年の2月までに累計1万個の売り上げを記録している。

今回は、春の行楽シーズンに向けて3月21日から、東名高速道路・港北SA、浜名湖SA、富士川SA、牧之原SA、中央自動車道・談合坂SA、名神高速道路・多賀SA、東名阪自動車道・御在所SAの計7エリアでの販売を開始し弁当ラインアップ14種類を追加、既存の3エリアでも新商品の発売や内容をリニューアルするなど、今後は10エリア22種類で展開する。

 試食会には、名鉄東部観光バス、名阪近鉄バス、三重交通など交通会社6社から現役バスガイドら約20人も参加、女性向けの華やかな彩りのおかずやパッケージ、豪華な食材を使用した弁当に「かわいい」と声が上がった。

 名阪近鉄バス、バスガイド女性のお気に入りは、日本料理「一乃松」が考案した「みけつ国の幸 若狭三昧」(3,000円、南条SAで販売予定)。鯛や穴子、鰤、若狭牛など若狭湾の幸や地域の素材を使用しており、桜のはなびらを飾った「鯛ごはん」について「この弁当の『鯛ごはん』は、高いお金を払ってでも食べたい。弁当で地域の特産品を楽しめるところも良い」と絶賛。同僚の女性は「全体的に高額な上に、女性にはボリュームがありすぎる。ミニサイズのものも企画して、量と価格を下げてくれると嬉しい」と話していた。

 名鉄東部観光バスの女性バスガイドは、「人形町今半」が考案した、国産特選黒毛和牛を使用した「特選すき焼弁当」(3,150円、港北SAで販売予定)について「おかずだけでなく、冷めてもおいしく食べられるお米が良かった」と話し、同僚の女性は「デリカスイトの『元気玉子入り養老赤鶏ごもくめし』(1,150円、養老SAで販売予定)は、味も良い上に値段も手頃で一番良かった。弁当に払える金額は1,500円まで」と、食感や価格についての鋭い指摘も。

 NEXCO中日本の担当者は「今後は、中央自動車道など、関東エリアでの販売を拡大し『速弁』ブランドを確立させ、日本全国のSAでの販売を目指したい」と話している。

NEXCO中日本

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