
2022年に亡くなったアントニオ猪木さんの活躍の歴史をたどる企画展「燃える闘魂 アントニオ猪木展」が5月8日、名鉄百貨店本店(名古屋市中村区名駅1)本館10階で始まった。
アントニオ猪木さんの師匠であるカール・ゴッチとの一戦で勝ち取ったチャンピオンベルト「実力世界一ベルト」
2023年に東京、大阪から始まった同展の東海地区での開催は今回が初めて。会場では、プロレスラーのアントニオ猪木さんが着用していたガウンなどの愛用品や獲得したチャンピオンベルトのレプリカ、数々の名場面を収めたパネル、過去の試合のポスター・チラシなどを展示する。
7月の「IGアリーナ(愛知県新体育館)」(北区)の開業に伴い、2026年3月末に一般利用の終了を予定している「愛知県体育館」(中区)で行われた数々の試合シーンの写真パネルは、名古屋開催オリジナルの展示となっている。
同展を企画する猪木元気工場(東京都中央区)エグゼクティブディレクターの宇田川強さんの、今回の展示の「一推し」は、アントニオ猪木さんの師匠であるカール・ゴッチとの一戦で勝ち取ったチャンピオンベルト「実力世界一ベルト」。宇田川さんは「古舘伊知郎さんがプロレス実況を卒業した日に猪木さんから古舘さんに贈られたもので、今回は古舘さんの厚意で展示できることになった」と話す。
会場では「闘魂タオル」やオリジナルTシャツなどのグッズ200点以上を販売する。
期間中、藤波辰爾さん(17日)や蝶野正洋さん(18日)が登壇するトークショーも実施。会場で販売しているグッズを1万2,300円以上購入した人を対象に各回先着50人に参加整理券を配布。そのほか、チャンピオンベルト(レプリカ)を持って記念撮影できる企画(1,230円以上の購入者対象)も行う。
名古屋鉄道とコラボしたオリジナルグッズの「記念乗車券」(1,230円)と「パスケース」(1,800円)も販売。記念乗車券の発売期間は9月30日まで。1230枚限定で、B5サイズの記念クリアファイルが付く。購入は1人1回2枚まで。名鉄名古屋駅サービスセンターで販売する。
開催時間は10時~19時(入場は18時30分まで)。入場無料。5月18日まで。