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JR名古屋駅1番線にリレー方式で「かき氷&スイーツ」 第1弾は「赤鰐」

JR名古屋駅1番線スペース展開する「かき氷&ひんやりスイーツフェア」。第1弾の「赤鰐」の「イチゴミルク」

JR名古屋駅1番線スペース展開する「かき氷&ひんやりスイーツフェア」。第1弾の「赤鰐」の「イチゴミルク」

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 JR名古屋駅1番線スペースで6月13日、各地のかき氷店やスイーツ店がリレー方式で出店する期間限定企画「かき氷&ひんやりスイーツフェア」が始まった。

「赤鰐」の「イチゴミルク」「マンゴーミルク」「抹茶ミルク」

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 「名古屋ステーション開発」(名古屋市中村区)ではリニア中央新幹線の工事に伴い、現在使用を停止しているJR名古屋駅1番線に、イベントなどに活用できる約500平方メートルのスペースを設置。2023年から「世界の山ちゃん」などが営業している。

 今回の企画は、岐阜県各務原の人気かき氷店「赤鰐(あかわに)」店主の五島一弘さんと、東別院(中区)境内などで行っているイベント「暮らしの朝市」主催の飯尾うららさんが監修する。それぞれが声をかけた店が入れ替わりで出店し、全15弾まで行う。席数は約70席。

 五島さんは「私がかき氷店を始めた35年くらい前は、冬でも行列ができる有名店があるなど、名古屋はかき氷文化の最先端だったと思う」と振り返る。「これまでは名古屋で大きなかき氷イベントができる機会がなかなかなかったのでうれしい」とも。

 第1弾(今月24日まで)は「赤鰐」が出店。「イチゴミルク」「マンゴーミルク」「抹茶ミルク」(以上、1,200円)、「ピスタチオ&ミックスベリー」(1,300円)を販売する。来店客が内容をイメージしやすいメニューを選んだという。

 五島さんは「駅というさまざまな人が行き交う立地なので、普段、店でかき氷を食べない人にもかき氷文化を知ってもらえるチャンスだと思う。こだわりを持ったかき氷店が増えたがマーケットが広がらないという課題も感じているので、この企画でアピールしたい。フワフワで口溶けがいい、かき氷を知ってほしい。どんなお客さんが来てくれるか楽しみ」と話す。

 第2弾(6月25日~7月8日)は「これがかき氷」(埼玉県川越市)、第3弾(7月9日~22日)は「茶房 オクノシブヤ」(東京都渋谷区)が出店する。期間中、ソフトクリームやジェラートなど「ひんやりスイーツ」を販売する店も出店する。五島さんは「全店制覇する気持ちで来てほしい」と来店を呼びかける。出店スケジュールは段階的に発表する。

 営業時間は11時~20時(各弾最終日は17時まで)。10月28日まで。入店にはJR名古屋駅の入場券または乗車券が必要で、交通系ICカードは入場券として利用できない。

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