見る・遊ぶ

名駅で「どまんなかアニメ映画祭」スピンオフ 1990~2000年代の名作アニメ上映

名駅の「ミッドランドスクエア シネマ」で「どまんなかアニメ映画祭:new era」を開催。ポスターはイラストレーターざしきわらしさん。名古屋、映画をイメージしたイラスト

名駅の「ミッドランドスクエア シネマ」で「どまんなかアニメ映画祭:new era」を開催。ポスターはイラストレーターざしきわらしさん。名古屋、映画をイメージしたイラスト

  • 3

  •  

 アニメ作品を上映するイベント「どまんなかアニメ映画祭:new era」が10月3日から、名駅の「ミッドランドスクエア シネマ」(名古屋市中村区名駅4)で開催される。

[広告]

 同映画館で5月に開催した1980年代のアニメを上映するイベント「どまんなかアニメ映画祭」から生まれたスピンオフ企画。「new era」では、1990年代末から2000年代のアニメ5作品を映画館の大スクリーンで上映する。各上映の前後には、声優、アニメーター、プロデューサーなど作品ゆかりのゲストが登壇し、トークを行う。

 総合プロデューサーの近藤良英さんは「これまで1980年代の作品を中心に取り上げてきたが、この時代のアニメは男性の観客が中心だった印象がある。2000年代に入って、劇場アニメに多くの女性ファンが訪れるようになり、映画館の風景も大きく変わった。今回のスピンオフは、もっと女性にも楽しんでもらえる映画祭を目指し、作品をリストアップした」と話す。

 ラインアップは次の通り。「劇場版 ああっ女神さまっ」「劇場版 少女革命ウテナ アドゥレセンス黙示録」「千年女優」「劇場版マクロスF~イツワリノウタヒメ~」「劇場版マクロスF~サヨナラノツバサ~」。

 4日・5日は、ゲストを招いてのトークイベント付き上映も行う。登壇ゲストは、4日=「劇場版 ああっ女神さまっ」氷川竜介さん、5日=「劇場版 少女革命ウテナ アドゥレセンス黙示録」幾原邦彦さん(インタビュアー藤津亮太さん)、「千年女優」村井さだゆきさん(インタビュアー三崎智子さん)、「劇場版マクロスF~イツワリノウタヒメ~」「劇場版マクロスF~サヨナラノツバサ~」河森正治さん(インタビュアー石井誠さん)。

 近藤さんは「どの作品もそれぞれの時代を鮮やかに彩り、観客の心に深い印象を残してきた名作ばかり。新たな『どまんなか』の一歩にふさわしいラインアップになった」と話す。

 4日には、アニプレックス元社長の植田益朗さんが、プロデュースを担当したアニメ作品を上映しながら生解説を行う「植田アニメ映画祭」第2弾も同時開催。今回は、ゲストに諏訪道彦さんを招き、「映画 犬夜叉 時代を越える想い」を上映する。

 料金は、1,500円~2,000円。トークイベント付き特別上映は、一般=3,800円~5,200円、学生以下=2,800円~5,200円。植田アニメ映画祭は一般=4,400円、学生以下=3,400円。10月9日まで。

名駅経済新聞VOTE

名古屋城と言えば?

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース