みそかつやみそおでんを提供する「昔の矢場とん JR名古屋駅1番線店」が11月12日、JR名古屋駅1番線スペースに期間限定でオープンする。
「昔の矢場とん JR名古屋駅1番線店」で提供する「ちょい呑みセット」
「昔の矢場とん」は「矢場とん」の1947(昭和22)年の創業当時の姿がコンセプトのレトロな大衆酒場店。店舗面積は約500平方メートル。席数は約60席。壁面デザインに矢場とんのキャラクター「ぶーちゃん」を採用。リニア中央新幹線の工事に伴い使用を停止しているJR名古屋駅1番線を活用したスペースに出店した。寒くなる季節に合わせて、おでんや酒を楽しみながら温まることができる店をと、同スペースを企画運営している名古屋ステーション開発(名古屋市中村区)が声をかけた。
メニューは、「串かつ」(3本=600円、5本=900円)、豚角煮・豚もつ・牛すじなどの「おでん」(3種=900円、5種=1,400円)、「昔ながらのハムかつ」(500円)など。ドリンク(生ビール・レモンサワー・ハイボールのいずれか)1杯付きのセットメニューは、串かつ(3本)やミニどて煮がセットになった「ちょい呑(の)みセット」(1,400円)、串かつ(同)やおでん2種(大根・豚もつ)、ミニどて煮、ミニポテトサラダが付く「昔の矢場とんセット」(2,000円)を用意する。以上、平日の提供開始は15時から。
平日の11時~15時限定で、串かつやおでんなどをセットした2種類のランチメニューを提供。価格は各1,500円(ご飯、みそ汁、漬物付き)。
持ち帰りの「串かつ(5本セット)」(900円)もある。
出店に当たり、矢場とん3代目で矢場とんホールディングス社長の鈴木拓将さんは「みそかつとみそおでんは矢場とんの原点メニュー。リニア中央新幹線開業に向け名古屋の食文化で名古屋を盛り上げていきたい」と意気込む。
営業時間は11時~22時。2026年3月1日まで。利用には改札内への入場が必要。交通系ICカードは入場券として利用できない。