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名古屋・中村のカフェで小判型「玄米粉フィナンシェ」 地域ブランドの新商品

中村区の地域ブランド「秀吉のごほうび」のシリーズ新商品で、小判を模した「玄米粉フィナンシェ」(写真提供=秀吉のごほうび)

中村区の地域ブランド「秀吉のごほうび」のシリーズ新商品で、小判を模した「玄米粉フィナンシェ」(写真提供=秀吉のごほうび)

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 小判を模した「玄米粉フィナンシェ」の販売が11月22日、豊国神社近くの「MASA cafe」(名古屋市中村区藤江町3)で始まった。

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 豊臣秀吉の出生地である現在の中村区の地域ブランド「秀吉のごほうび」のシリーズの新商品で、同店店主の杉原照正さんが企画した。

 同ブランドでは「『生』くりーむぱん」をはじめ、秀吉をイメージしたブレンドコーヒーなど、中村区の新名物になるような商品を開発し、中村の町に足を運んでもらうきっかけづくりに取り組んでいる。

 杉原さんによると、「玄米粉フィナンシェ」は、「和のテイストを入れたい」との考えと、香ばしさと個性を出す目的で玄米粉を使ったという。隠し味には、秀吉も好んだといわれ、武士の栄養源でもあった豆みそ(八丁みそ)を使った。「玄米粉の風味やモチッとした食感が特徴。八丁みその有無で味が全く変わる。加えることで味わいに深みが出て満足感のある仕上がりになった」と杉原さん。今回は地域を超えた「秀吉ゆかりの地」コラボとして、岡崎市の「まるや八丁味噌」の八丁みそを使ったという。

 形は、秀吉にまつわる財宝伝説「豊臣埋蔵金」にちなみ、フィナンシェが「金融」「お金持ち」が語源のフランス菓子であることから、「絢爛豪華な秀吉にぴったり」(杉原さん)と小判型を採用。金の小判を模したパッケージデザインにした。価格は1個280円。

 杉原さんは「『秀吉のごほうび』シリーズのブレンドコーヒーとの相性も抜群」と自信を見せる。

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