来年2月28日に営業を終える名鉄百貨店本店(名古屋市中村区名駅1)で11月26日、「名鉄百貨店 71年分の感謝祭」が始まった。
同店メンズ館6階の連絡通路では「名鉄百貨店71年分の歴史展」を開催。会場には、同店シンボルの巨大マネキン人形「ナナちゃん」の頭部と右手の実物大レプリカを設置し、来場者が直接触れられるようにした。広報担当者の上村嘉臣さんによると、触れられる企画は今回が初めてといい、会場では来店客が、普段は見上げることしかできないナナちゃんの実物大を前に、手を合わせて大きさを比べたり、記念撮影を楽しんだりしているという。
このほか、歴代衣装をまとったナナちゃんのパネル展示(8種類、期間中入れ替えあり)、50歳のバースデー衣装と同デザインの衣装をまとった妹分「ミナちゃん」とナナちゃんポーズのマネキンを設置したフォトスポットコーナーを展開する。
開業当時から現代までの歩みを3分割し、当時の資料映像を放映するコーナーも設置。開業時の混雑の様子や催事の模様を映像で振り返ることができる。現存する案内係の歴代制服(直近10着)、中日ホールで使っていたピンスポットライトやパンフレットなどの公演資料、年代ごとに変化した紙袋や包装紙、過去の催事ポスターなども展示する。「71年分の歴史展」は来年2月28日まで。
上村さんば「昭和、平成、令和を通じて、お客さまや地域の方、取引先に支えていただいた。催事やホール、ナナちゃんなど、対象や時代ごとに皆さんの思い出はさまざま。お客さまと一緒に歩んだ記憶を形にした」と話す。
ナナちゃんは現在、サイネージを組み込んだワンピース型衣装「ナナコレ52」を着用している。これまでの衣装約680着の中から、年齢にちなんだ52着をデジタルで再現する。上村さんによると、投影ではなく、着ることのできる「衣装」であることにこだわった企画という。「ナナコレ52」着用は12月9日まで。