食べる

大名古屋ビルヂングに三重の食材と地酒特化の居酒屋 メイン食材は伊勢エビ

「三重人 名駅店」で提供する伊勢エビの「釜めし」(手前)と「姿造り」

「三重人 名駅店」で提供する伊勢エビの「釜めし」(手前)と「姿造り」

  • 0

  •  

 三重県の食材と地酒に特化した居酒屋「三重人(みえじん) 名駅店」が12月1日、「大名古屋ビルヂング」(名古屋市中村区名駅3)3階にオープンした。

「三重人 名駅店」で提供する三重の地酒の一例

[広告]

 運営するのは、1960(昭和35)年創業で活魚・鮮魚の問屋事業や外食事業を展開する「奥山安蔵商店」(三重県桑名市)。「三重人」ブランドの店舗は三重県内で4店舗を構えるほか、名古屋市内では「KITTE名古屋」(名駅1)に出店している。名駅店の席数は34席(うち個室8席)。

 同社営業部長の伊藤幸生さんによると、新店舗は伊勢エビを中心にした店づくり。小サイズから特大サイズまでそろえ、客の予算に応じて提供する。「伊勢海老(えび)の姿造り」や、活伊勢エビを丸ごと蒸し上げる「伊勢海老まんま蒸し」(以上、時価)など6、7品の伊勢エビ料理を展開する。

 このほか、桑名産ハマグリを使う「焼き蛤(はまぐり)」(1,738円)、「地酒蒸し」、だしとむき身を使う「だし巻き」(以上1,408円)など5品程度を用意。松阪牛、松阪豚、熊野地鶏を使った料理もそれぞれ5品程度そろえる。その日に仕入れによって内容が変わる「三重の季節の釜めし」(2,000円~)も提供する。

 「東海圏では正月に伊勢神宮に足を運ぶ人も多く、名古屋から三重は身近な存在。三重のおいしい食を届けようと出店した」と伊藤さん。漁師から直接仕入れることで価格を抑えて三重の旬を提供できるという。「直送ゆえに規格外の魚も入り、それで作るグランドメニューにない料理もお薦め」とも。

 アルコールメニューは、常時12種類程度用意する三重の酒蔵の日本酒をはじめ、地ビールやクラフトワインも提供。ソフトドリンクは、熊野産の「濃厚温州みかん」「甘めの夏みかん」(以上770円)などを用意する。

 営業時間は11時~23時。定休日は名古屋ビルヂングに準じる。

名駅経済新聞VOTE

名古屋城と言えば?

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース