市民参加型のインスタグラム企画「#名古屋城の見えるまち」が12月10日、始まった。
名古屋城のウェブメディア「お城note」が主催する。企画を担当した榎本紀久さんは「名古屋城築城と同時に名古屋の都市基盤が整えられた歴史があるが、現代では城と街の存在が分かれて捉えられているように感じる。名古屋城と名古屋の街がつながっていることを、市民をはじめ多くの人にリアリティーを持って感じてもらいたい」と話す。
参加方法は、名古屋城が見える写真と撮影場所を添え、ハッシュタグ「名古屋城の見えるまち」を付けて自身のインスタグラムアカウントから投稿する。投稿者の中から抽選で5人に、名古屋城にまつわる土産物を進呈する。
榎本さんは「名古屋空港から高速バスに乗った際、車窓からふと名古屋城が見え、名古屋は『お城の見える街』であることを再認識し、面白いと思ったことが今回の企画のきっかけ。さまざまな場所から城が見えるが、どこから見えるのか知らない人も多い。この機会に教えてほしい」と呼びかける。
関連企画として1月10日には、NPO法人「大ナゴヤ大学」と「お城note」のコラボ企画「“名古屋城の見えるまち”で半日旅!みんなで城見えスポットを探しに行こう」を開催。参加者はチームに分かれ街に繰り出し、「これまで知らなかった場所」から見える名古屋城を探す。開催時間は10時~15時。定員は12人。参加無料(名古屋城の観覧料、交通費や飲食代は各自負担)。申し込み方法は大ナゴヤ大学ウェブサイトで案内する。
「#名古屋城の見えるまち」は来年1月31日まで。