「名古屋城 冬まつり」が2026年1月1日、名古屋城(名古屋市中区本丸1)内で始まる。
正月グルメや名古屋グルメ、屋台グルメなどを販売する今年の「名古屋城 冬まつり」会場の様子
1日9時に正門付近で行う「名古屋城初開門」で幕開けする。尾張万歳今枝社中や、名古屋おもてなし武将隊、PSJあいち戦国姫隊、徳川家康と服部半蔵忍者隊が来場者を出迎える。
そのほか1日は正門と東門で、城内にある「縁起のいい木」とされる樹齢推定600年のカヤの木の実を使った焼き菓子を各所先着100人に、張り子のだるまを各所先着758(ナゴヤ)人に配布する。8個限定で金色のだるまを用意し、運試しを楽しめるようにする。配布開始は9時。10時ごろから本丸御殿中庭で、尾張万歳今枝社中による「御殿万歳」も披露する。
冬まつり期間中、西之丸には「たべる あそぶ まなぶ」をテーマにしたブース「金鯱(きんしゃち)座」が出店。雑煮やきしめん、甘酒などの正月グルメや、みそカツ、みそどて煮などの串、名古屋コーチンの焼き鳥、台湾ミンチ焼きそばなどの名古屋らしいグルメも提供する「鯱食堂」、福笑いやこま回し(以上無料)、やぶさめ、ブロック倒し(以上500円)などを用意するコーナー「お正月あそび」、好きな色を塗ったり、城やしゃち、花などの木製パーツを付けたりできる羽子板の絵付けワークショップ(1,500円)を展開する。金鯱座は6日まで。
2日~8日には江戸時代から残る3つの隅櫓(すみやぐら)のうち、西南隅櫓を特別公開。10日~12日には城内の重要文化財や名勝を巡って台紙にスタンプを重ね押しして絵を完成させるスタンプラリー(参加は中学生以下、各日先着200人)、12日には本丸御殿中庭で剣術の「柳生新陰流兵法」による解説と演武を行う。
開園時間は9時~16時30分。名古屋城観覧料は500円(中学生以下無料)。1月12日まで。