ジェイアール名古屋タカシマヤ(名古屋市中村区名駅1)7、8階紳士服売り場で4月より、「クールビズ」向け商品の販売が始まった。
約3年前から全国的に定着傾向にある「クールビズ」だが、昨年ごろから定番化しつつあるボタンダウンシャツの開襟、ノーネクタイスタイルだけでなくポケットチーフやカフス、ピンズなど、小物で変化を楽しむ傾向も人気が高まりつつあるという。
今夏から同店で提案しているのは「ドゥエボットーニ」という、襟元のボタンが2つになった襟腰の高いデザインのシャツ。同店紳士用品売り場の加藤マネージャーは「襟元を開襟にした時でも形が崩れないので、『アンタイドスタイル(ネクタイをしないスタイル)』でも見栄えが良くなる」と話している。
小物では、「サスペンダー」に注目し、従来のレーヨン素材のものだけでなく、牛革にクロコの型押しを施したものなど、よりファッション性の高いデザインのものを取りそろえる。サスペンダーの中心価格帯は6,300円~8,400円。
加藤マネージャーは「3年目に入り、ある程度定着してきているので、これからは小物で変化を付け機能性だけでなくファッションとしての『クールビズ』を楽しんでほしい」と話しており、5月以降は「クールビズ」向けの販売アイテムを拡充し、シャツや小物をはじめ、サスペンダーも100種類以上を取りそろえる予定だという。