四間道地区の土蔵を改築した和食店「四季の蔵 右近」(名古屋市西区那古野1、TEL 052-586-0392)は5月末より、敷地内の蔵庭を利用した「ビアガーデン」を開始した。
同店は、約29年前より「メルサグルメ館」(中村区名駅4)で営業していたが昨年2月、同館閉館に伴い一旦閉店した。別店として2003年から四間道地区でも営業していた店舗を移転・拡張し昨年6月、築150年の土蔵を改築した店舗として生まれ変わった。
同店の裏には、オープン時から「蔵庭」と呼ばれるスペースが設けられており、来店客の待ち合い場所などに利用していたが、常連客から「庭で食事がしたい」という要望があったため今年からテーブル席2卓を設置。同店の担当者は「蔵庭で食事をした客から好評だったため、季節に合わせて期間限定でビアガーデンを開始した」と話している。
ビアガーデンは、テーブル席2卓のみで、2人~8人まで対応可能。店舗外の約10坪程度の敷地で、店舗内とは区切られた空間にあり、自然に触れながら食事を楽しめるという。メニューは、生ビール1杯に枝豆、みそかつや魚介、季節の野菜の串揚げ5本などつまみが付くガーデンセット(1人=1,500円)のみ。ほかに追加オーダーとして、生ビール(570円)、「あつあつだし巻玉子」(680円)、「熊本直送 馬刺し」(1,360円)など、単品メニューも注文可能。
同場所は、事前予約客のみが利用できるため、同店の担当者は「個人的なパーティーなど、プライベートビアガーデンとしても利用してほしい」と話している。「蔵庭」は、ビアガーデン開催期間のみ開放し、通常営業時には基本的に使用しないという。
ビアガーデンの営業時間は、17時~22時。要予約。8月末~9月末まで開催予定。店舗の営業時間は、昼=11時30分~13時30分、夜=17時~22時。日曜定休。