![立ち飲み居酒屋「角打」外観](https://images.keizai.biz/meieki_keizai/headline/1181266589_photo.jpg)
名駅西に5月21日、立ち飲み居酒屋「角打」(名古屋市中村区椿町9、TEL 052-453-2600)がオープンした。場所は、「ビックカメラ名古屋駅西店」西側、映画館「シネマスコーレ」の向かい。
店舗面積は約3坪で、収容人数は約10人。同店は、他店舗で飲食店を運営していたオーナーの角田さんが、「以前から、来店客との接点が近い立ち飲み形式の居酒屋を開業したかった」との思いからオープンした。名駅地区への出店について角田さんは「出張や仕事帰りのビジネスマンなどの需要が高く、集客が見込めると判断したため」と話している。
メニューは、串カツや海老、イカ、ウインナーなどの串揚げが1本100円から楽しめるほか、「キムチ」「枝豆」「水菜サラダ」などの一品料理は全品200円で提供する。また、熊本産の馬肉を使用した「馬刺し」(700円)、「馬肉ミンチカツ」(300円)や鶏肉かホルモンが選べる「名物!!角打鍋」(600円)なども提供。オープン時には提供していなかった新メニューの「酢モツ」(300円)は、九州からやってきた来店客の希望から、レシピを教わりメニューに加えたという。
ドリンクメニューは、芋焼酎を中心に焼酎約20種類(300円~600円)、酎ハイ(300円~400円)、オリジナルブレンドの「路地裏ハイボール」(500円)のほか、生ビールは1杯400円だがジョッキを替えなければ2杯目からは380円で提供する。
来店客は、東京や大阪から来た30代~50代の出張帰りの男性ビジネスマンが多く、一人で利用する人がほとんどだという。滞在時間は約1時間前後。角田さんは「名古屋の人は、座って落ち着いた気分でお酒を楽しむ傾向を好む人が多いので、立ち飲み形式の居酒屋はあまり普及していないが、地元のビジネスマンにも浸透させ、客とのコミュニケーションを大切にしていきたい」と話している。想定客単価は、約1,200円。
営業時間は、17時~24時(食材がなくなり次第終了)。日曜定休。