中部国際空港セントレア(愛知県常滑市セントレア1)で夏季限定販売しているミュンヘンビール「エアブロイ」が人気を集めている。
「エアブロイ」は、昨年5月20日より同空港で販売を開始したドイツビール。麦芽とホップ、水、酵母のみを使用し、ドイツ・ミュンヘン空港内で醸造された生ビールを日本国内で初めて販売、ドイツから週2回「ルフトハンザカーゴAG」で空輸している。
販売しているのは、「ヴァイツェンビア クムラス」と「ラガービア フリーガークエル」の2種。昨年5月20日~8月末までの売り上げが好調だったため、10月から再度販売し、12月末まで販売を延長した。両品の昨年の累計売り上げ数は約3万杯、期間中平均は、1カ月約6,000杯。今年は、4月27日の販売開始から6月末までの累計売り上げ数が12,164杯と、順調に売り上げを伸ばしているという。
同空港の担当者は「特に30代~40代の客に人気で、旅行の行き帰りに注文する人が多い。ラガービール『フリーガークエル』は男女ともに好評で、口当たりがやわらかくフルーティな白ビール『クムラス』は、女性におすすめ」と話している。同品は、4階のレストラン「クイーンアリス・アクア」店内や、店頭でテークアウト用に販売しているほか、4階の中華レストラン「海上桜」でも週替わりで1種類を提供している。
価格は、店内、テークアウトともに600円(300ミリリットル)。同空港では、販売期間終了までに昨年の売り上げ数の1.2倍を見込むという。販売期間は10月末まで。