名古屋城のお堀に面したホテル「ウェスティンナゴヤキャッスル」(名古屋市西区樋ノ口町3)は9月1日、1階のレストラン3店舗を全面改装しリニューアルオープンする。
同ホテルは、1969年に名古屋城から最も近いホテルとして開業した。2000年にアメリカの名門ホテル「WESTIN」グループとなり、名称を「ウェスティンナゴヤキャッスル」に改称。昨年は、宴会場や4階客室フロアの全面改装などを行ったが、1階レストランの全面改装は、1987年以来20年ぶりとなる。
改装するのは、1階のコーヒーショップ「ブロ―ニュ」、ティーラウンジ「ウィンザー」、ペストリーブティック「キャッスル」の3店舗。総面積は836平方メートル、総工費は2億円。改装のコンセプトは「和MODERN・身体に優しいロハス」で、同3店舗ともに黒や茶色を貴重とした落ち着いた色調でまとめ、各店の随所には、有松絞りのカーテンや西陣織りのタペストリーなど、和風のインテリアを使用する予定。
コーヒーショップ「ブローニュ」は、ブッフェやアラカルト料理のほか、オープンキッチンを設置し、その場で調理した料理などを提供するオールデー・ダイニング「ブローニュ」として生まれ変わる。ティーラウンジ「ウィンザー」は、ロゴデザインを変更しオリジナルのハーブティーやケーキ、天然酵母入りのパンを使用したサンドイッチなど、「ロハス」にこだわったメニューなどを提供する。また、ペストリーブティック「キャッスル」は、ペストリー&セレクション「ロゴス」として店名や内容を一新。「ロハス」や「和MODERN」をテーマとしたケーキ、焼きたてのベーカリーのほか、これまで期間限定販売のみだったオリジナルショコラも常時販売、WESTINグッズや同ホテルオリジナルグッズなども販売する。
なお、改装に伴い同3店舗は、7月30日~8月31日の間、休業する。