名駅の超高層ビル「ミッドランドスクエア」(以下MLS)商業棟地下1階アトリウムで9月22日と23日、ファッションショー「オータムコレクション イン ミッドランドスクエア」が開催された。
同企画は、MLS秋のキャンペーン「マチュア オータム ライフ」のメーン催事として、同商業棟に出店する店舗が参加する初のフロアショーイベント。「格調とにぎわいの融合」「ファッション情報の編集と提案」をコンセプトにテナントを誘致し、今年3月にグランドオープンした商業棟では、「洗練された感性やライフスタイルにこだわりを持つ」20代後半以上の女性を主要ターゲットに、「プレミアムな大人のためのファッションショー」を企画、開催が実現した。
参加ブランドは、「デザインワークス コンセプトストア」「ケイト・スペード ニューヨーク」「シンクロ クロッシングズ」「フェリージセレクション」「ジートランス」「オドゥール・ド・オフェリア」ほか10ブランド。各店舗でも販売予定の「リアルクローズ」最新秋冬商品の着こなしを提案した。
2日間で4ステージ開催されたショーには、MLSメンバーズカード会員や、各店舗の顧客ら合計320人の招待客のほか、一般見物客も多く訪れ、MLS初のファッションショーとして話題を集めた。ショーでは、今シーズンのトレンドと言われるエナメル素材のバッグや靴、ファー素材の帽子やコート、クラッチバッグ、グローブ、ショート丈のブーツ「ブーティー」などをコーディネートした着こなしが披露され、女性客らの注目を集めていた。
同商業棟の企画担当者は「今後も20代後半の女性に向けたイベントなどを開催し、女性の固定客を多く獲得できるような商業施設を目指したい」と話している。MLS商業棟は、今年8月末で来場客数900万人、売上高は130億円を突破しており、ビル管理側は「オープン当初の年間来場客数1,600万人、売り上げ見込み160億円を上回る勢いで推移している」と話している。