ジェイアール名古屋タカシマヤ(名古屋市中村区名駅1)は2008年春のリニューアル計画を発表し、2月下旬から順次リニューアルオープンする。
今回のリニューアルでは、「アンチエイジング」「ナチュラル」「和」などをキーワードに新規ブランドを投入し、既存のショップリニューアルと合わせて品ぞろえの強化を図る。新規投入ブランドは、名古屋百貨店初登場となる6ブランドを含む25ブランド、投入金額は約4億円で、年間で約6億1千万円の売り上げを見込む。
3階の化粧品売り場では、「アンチエイジング」のスキンケアブランドとして人気を集める「ドクターブラント」が、8階「ベビー・こども服 マタニティウエア」売り場では「ナチュラルワークテイスト」をコンセプトに、独自の素材を使用して風合いを重視したコーディネートを提案する「フィス」などを新たに展開。9階「テーブル&キッチン」売り場には、高まる「和」ブームの傾向を踏まえ、伝統と革新をテーマに日本の伝統工芸「漆器」に着目し、セミオーダーのはしや椀を展開する「ぬりもん」が新たに登場する。
婦人服フロアは、4階「ヤングワールド」に「レストローズパリ」、5階「デザイナーズワールド」に今年からレディスでは新展開となる「バーバリー・ブラックレーベル」などを投入するほか、6階「スタイリッシュワールド」には「ラグリーフ」「ユキ トリイ インターナショナル」「DKNY」など、「アダルトキャリア」の女性をターゲットにしたブランドの充実を図る。
また、地下2階「食料品(ごちそう館)」売り場には、オフィスワーカーをターゲットに下調理済みの野菜を少量パックで販売する「クック1/2」を投入。同階「グローサリーコーナー」を拡大し、仕事を持つ女性客から要望の高かった、インスタントスープやヨーグルトなど「簡便な朝食メニュー商材」を取りそろえ、冷凍食品やカップデザートなども新たに取り扱う。
そのほか、10階「時計売場」の「カルティエ」「オメガ」のコーナーを拡大し、「エドックス」「クレドールノード」「ベダ」の3ブランドを新規投入し高級ブランド時計コーナーを充実させるほか、7階「紳士服 メンズキャラクター」売り場には「マッキントッシュ フィロソフィー」などを投入、メンズ商品の需要拡大に対応するという。