ソフトウエアの開発などを手がけているエクスブリッジ(名古屋市中村区名駅3)は、動画による企業・製品などの宣伝を手軽で安価に制作できるパッケージソフト「ヘリオスCoTV(コーポレートテレビ)」を開発した。
同ソフトは、デジタルカメラなどで撮影した動画をアップロードでき、同時にウェブ上で見られる形式に変換され、カテゴリとタグで動画コンテンツを分類管理ができる。ブログ連携機能により、投稿した動画を自動的にブログにアップされる仕組みも。
同ソフト制作の経緯は、同社が社員採用でサイトの拡充を図った際、動画配信のシステムを導入しようとしたことがきっかけだという。
現在企業の情報を発信する媒体はホームページが基本で、最近では静的なページから、より正確に伝わる動画を使ったリアルなページの需要が高まっている。映像制作を専門の業者に委託した場合、時間と費用が相応にかかるが、同ソフトがあれば手軽かつ安価にできることから、企業のプロモーション、製品紹介、採用情報などのコンテンツ需要を見込み販売を決めたという。
同社担当者は、今後同ソフトを活用して「動画サイトを運営するのではなく、このシステムをたくさんの人が活用することによって自社のプロモーションをしていきたい」と話している。
料金は、導入構築、デザインのカスタマイズ、ライセンス費用など全て込みで100万円前後になり、1年後以降の保守費用は月額1万円。販売開始は5月7日を予定している。