名駅地区をはじめ東海地区の郵便局2,045局(簡易郵便局を除く)で5月1日から、全国初となる電化製品の窓口販売を開始した。
電化製品は、「シルヴェール T-20(室内用)」「シルヴェール T-10(車載用)」という「環境改善型香り発生器」の2商品。同品は、杉などから抽出した天然成分を噴射し、空気中の汚れや匂いを除去するもの。同企画を立ち上げた高岳郵便局(名古屋市東区泉2)の加藤保局長は「ただ電化製品を販売するだけでは通常の電気店と変わらないので、郵便局ならではの商品を販売しようと思った」と話す。
郵便局では今まで食料品を限定とする「ふるさと小包」の販売をしていたが、郵便局の民営化に伴い、電化製品の窓口販売に乗り出した。電化製品の販売について、加藤保局長は「今までにないことをすることにより意外性を与え、これからの郵便局のイメージを変えていきたい」と意気込みを見せる。
価格は、「シルヴェールT-20」=45,000円、「シルヴェールT-10」=30,000円。申し込み後、約10日前後で手元に届く。今後東海地区の郵便局では、遺伝子検査を受けられるチケットの販売予定もしているという。