携帯電話用コンテンツの開発などを手掛けるアイビス（名駅3）は2005年9月より、PCの「アウトルックエクスプレス」などのメールソフトに届いたメールや添付ファイルを、携帯画面で確認できるサービス「アイビスメール」β版を開始した。「アイビスメール」は、パソコンに届いたメールを携帯電話から送受信できるほか、「ワード」などの添付ファイルはテキストファイルに変換され、携帯アプリケーションに内蔵しているテキスト画面で閲覧が可能となり、「エクセル」と「パワーポイント」が閲覧できるのは、同サービスが初となる。また、PC同様3ペインビューに対応するなど、PC用のメーラーと同程度の機能と使いやすさを実現しているのが特徴。対応機種は、現在のところNTTドコモ「FOMA」902i、901i、900iシリーズのみ。価格は、現在β版のため無料。同社は2005年6月、パソコン画面と同じホームページ画面を携帯からも表示できるサービス「アイビスブラウザDX」β版を開発し、同年11月より正式版を開始したが、今後「アイビスメール」との連携強化で、各企業へ採用を呼びかけていくという。

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