ミッドランドスクエア(名古屋市中村区名駅4)11階のANA名古屋支店で7月27日、東国原宮崎県知事が宮崎県観光PRのため「知事トップセールス記者会見」を行った。
同会見は、名古屋~宮崎線を運行するANA・中部国際空港に対し、中部エリアからのさらなる観光需要増を狙うためのもの。
当日は、ANA名古屋支店長の柴田司さん、中部国際空港社長の稲葉良み(み=目へんに見)さん、昨年度に行ったキャンペーン「でら九州プロジェクト」リーダーの矢野きよ実さんが東国原知事を出迎えた。
同キャンペーンは、昨年が初の試みで、観光地として人気の高い九州の魅力を航空会社・空港が国内旅行会社と協力し合い、中部地区から九州地区への旅行需要拡大を図るもの。昨年11月1日~今年2月末に実施され、目標集客数の1万人を達成したという。
そうした点を踏まえ、「おもてなし日本一」を目指す東国原知事は「旅は、観光スポットを巡るだけではなく『人と人とのふれあい』だと考えている。宮崎県の観光の形態は、今後『体験・滞留・体感型』にしていく予定」と話し、名古屋~宮崎間の飛行機が朝と夜の3便だけしかないことついては「搭乗率などを考え、便の本数や機体の大きさなどを検討することが今後の課題」(同)と話した。
また、東国原知事が「今一番の一押し。偽装も一切なく安全・安心に食べられる」と自信をもってアピールする同県の名産品「ウナギ」を柴田さん・稲葉さん・矢野さんが試食すると、「おいしい。ボリュームもある。鹿児島・愛知に続き日本で3位の生産量を誇る宮崎県産のウナギもそうだが、愛知県が発祥の種なしブドウも宮崎県で生産されていて、愛知県も負けていられない」と矢野さんがコメントした。
最後に3人から東国原知事へ、中部国際空港のオリジナルキャラクター「なぞの旅人フー」のぬいぐるみや同キャンペーン用の風呂敷「でらふろしき」など記念品の贈呈が行われた。
「でら九州プロジェクト」は今年も実施する予定。
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