TOHOシネマズ名古屋ベイシティ(名古屋市港区品川町2)に8月7日、映画「ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝」日本語吹き替え版キャストの上地雄輔さんが舞台あいさつに訪れた。
同作は、興行収益が世界で10億ドルを突破した前2作「ハムナプトラ 失われた砂漠の都」「ハムナプトラ2 黄金のピラミッド」に続く第3作目。主人公リック(ブレンダン・フレイザー)とその息子アレックス(ルーク・フォード)が、古代中国の皇帝(ジェット・リー)と対決するアクションムービー。「チェイス」「バトル」「ロマンス」が見どころで、映画「ワイルド・スピード」「ステルス」「トリプルX」を手がけたロブ・コーエンが監督を務める。
人気ユニット「羞恥心」で活躍中のタレント・上地さんは、オフィシャルブログ「神児遊助」で「世界で最も1日の閲覧ユニークユーザー数が多いブログ」としてギネスブックに認定され話題を呼んでいる。自身の実話を書いた初フォト&エッセー「上地雄輔物語 ホントに俺が書きましたっ!!」は、出版後間もなく完売し現在増刷中だという。同作ではシリーズ初登場のアレックスを演じ、声優デビューを果たした。
当日は、1,904人の応募者の中から選ばれた294人が来場。来場者のほとんどが熱狂的なファンで、上地さんが登場するまで落ち着きを隠せない様子だった。
司会者が舞台裏に待機している上地さんを呼び込むと、「皆さま、大変申し訳ございません。上地雄輔さんは帰りました」と上地さん自らがアナウンスし、会場から「え~!」という声がわき上がると同時に「うっそ~ん」と言いながら登場。一気に会場が盛り上がる中、「ゆうちゃ~ん!」と大声で叫ぶファンの姿も。
舞台では、「忙しさ、暑さをしのぐ秘訣は?」と尋ねられた上地さんは「『忙しさの秘訣』ですか?」と聞き返す一幕など、相変わらずの「上地節」で会場の笑いを誘った。改めて司会者が尋ねると、「毎日楽しむことでしょうか」と真剣に答えた。
今月4日に行われた同作のジャパンプレミアでは、「主役のブレンダンさんに会った時に『マイファーザー』と言って握手した」というエピソードも披露。ブレンダンさん演じるリックの息子役の声優をしたため、「マイファーザー(私の父)」と表現したのだという。初挑戦のアフレコについては、「外国の人は表現力が豊か。ジェスチャーも大きいので、それに日本語を合わせるのは難しかった」と振り返った。
続いて、中日ドラゴンズ・マスコットキャラクターの「ドアラ」が花束を持って現れると、予期せぬスペシャルゲストの登場に会場がさらなる熱気に包まれた。「中日ドラゴンズは好きですか?」の質問には、「好きです。野球部の後輩(小池選手)が中日ドラゴンズの一軍で活躍しているので」と答え、「皇帝は僕が倒す」と主張するドアラには「ジェット・リー(皇帝)はめちゃくちゃ強いよ」(上地さん)と忠告した。
最後に上地さんは「一生懸命頑張った。映画を見終わった後に、そう言えばアレックスの日本語吹き替えは上地雄輔がしていたんだなと思ってくれればそれでいい」と話し、「ゆうちゃんコール」で見送られながら会場を後にした。
同作の一般公開は8月16日から。
「ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝」イメージ(関連画像)ドアラとのトークを弾ませる上地雄輔さん(関連画像)ライトノベル「憐」が実写映画化-舞台あいさつに馬場徹さんら(名駅経済新聞)「ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝」公式サイト上地雄輔オフィシャルブログ「神児遊助」