JRセントラルタワーズ12階のレストラン街「タワーズプラザ」(名古屋市中村区名駅1)に先月オープンした「名古屋市場直送 寿司嘉文」(TEL 052-541-3488)が、独特の注文スタイルでメニューを提供し人気を集めている。
同店は、すしのみならずサイドメニューを充実させ「居酒屋感覚で気軽に立ち寄ってもらえる」(同店広報担当者)回転ずし店。「モダン和風かつラグジュアリー」をテーマにした落ち着く空間で、名古屋市場直送の寿司ネタを「リーズナブルに」(同)提供する。店舗面積は171.58坪で、席数は109席。
すしネタは定番メニュー以外にも、大分県の「上しめこはだ」(280円)や「関あじ」(400円)、神奈川県の「天然はまち」(260円)など産地にこだわった「本日のおすすめ品」を提供するほか、同店の職人が「今が一番うまい」と仕入れた「新鮮な魚介類」を多数取りそろえる。料金は、寿司2貫=120円~、刺身=580円~。
「まぐろ」ネタは「めかじき炙り」(1,260円)や「アボガドまぐろ」(240円)など全17種を用意。「お造り」メニューは「天然いさき刺し」(780円)など魚介類に限らず、「国産和牛刺し」(1,280円)など肉類も提供する。ほかに、「コーチン手羽先唐揚げ」(3本700円)、「味噌串かつ」(2本340円)、「大海老フライ」(900円)などの名古屋名物も。
ドリンクは、ビール・焼酎・ワイン・ウイスキー・カクテル・ソフトドリンクなど全120種を用意。焼酎は、麦・米・芋・じゃがいも・焼きいも・栗・ごぼう・そば・黒糖・レンコン・とうもろこし・ゴマの12種を提供。
タッチパネルで注文したメニューが席まで自動的に運ばれるシステムを導入している点も同店の特徴。朝仕入れたネタは、写真を撮り、タッチパネルのメニューに追加されるため、毎日異なるメニューラインアップになる。海外からの利用客も多いため、タッチパネルは英語表記にも切り替えることができる。
同店広報担当者は「今はまだ珍しい注文スタイルなので、従来のようなベルトコンベヤーの上を流れる寿司を選んで食べるスタイルとはまた違う感覚で回転ずしを楽しんでいただけるはず」と話す。
営業時間は11時~23時。