名鉄百貨店本店(名古屋市中村区名駅1、TEL 052-585-1111)本館7階催場で1月7日、「新春 大呉座の市」が始まった。1964(昭和39)年に始まった同企画は、今年で45年目を迎える。
同企画は根強い人気を誇り、主に40~60代女性が多く、低価格のリサイクルコーナーでは、20~30代女性の姿も目立つ。「中でも博多帯や有松絞りの商品が人気。毎回来場する方もいらっしゃる。商品を多数用意しているので、ご自分の予算に応じて商品を選ぶことができるのが特徴」(同店担当者)だという。
今回は45年目を記念して「45」にちなみ、仕立上りの晴れ振袖、訪問着、黒留袖などを45,000円で提供する(数量限定)。「仕立上りの着物で45,000円はかなりお買い得。触っていただければ生地の良さもわかるはず」(同)と自信を見せる。そのほか、「1万円均一コーナー」も設け、草履・バックのセット、帯、小物などを販売する。商品は、小物から着物まで約5万点を用意。
会場では、大河ドラマ「天地人」にちなんだ「越後紬・米沢紬特別展」、「男性きもの特集」コーナーも初めて設けた。「最近、男性の着物への関心が高まり、来場者からも男性着物について尋ねられる機会が増えたため、今回の開設を決めた」(同)という。
「着物というと敷居が高いイメージがあるが、多様な商品があるので気軽に来場していただきたい」と話す同店担当者。今後についても、「多くの人に着物に興味をもってもらえる、楽しんでもらえる、着物をより知ってもらえるような企画を用意していきたい」と意気込みを見せる。
営業時間は10時~20時(最終日は18時閉場)。今月13日まで。