名駅東、錦通り沿いのダイニング「A resturangel Kobekan(ア レストランジェル コウベカン)」(名古屋市中区錦1、TEL 052-219-7360)は5月1日、カフェスタイルを取り入れリニューアルした。
同店は、名古屋を中心に飲食業を手掛ける神戸館(中村区名駅3)が、2004年に総席数500席の大型店としてオープンした。ヨーロッパ美術館をモチーフにした外観は5フロアから成り、3階をメーンダイニングとして主にパーティー・宴会・ブライダルなどをターゲットに展開してきた。
リニューアルの狙いは、普段使いの利用客の拡大。今までパーティー専用スペースとして利用していた1階と中2階をカフェスペースに変更。通り沿いにオープンテラスを設け入口とし、気軽に入れるようにした。カフェスペースの席数は約100席。シャンデリアやイギリスから輸入した家具が並ぶ店内は、ゴージャスな雰囲気を残しながら、ゆったりとくつろげる空間を展開する。
メニューもフレンチ、イタリアンなどの創作料理からカフェメニューに一新。価格をリーズナブルにし、品数は軽食からデザートまで約90,種類を用意する。「料理長は、以前と変わらないのでカフェメニューながらも本格的な味が楽しめる」とスタッフの浅田さん。「おすすめ」メニューは、神戸館グループ全店で扱っているという唯一のメニュー「かぼちゃのクリームグラタンフォンデュ風」(720円)、「有頭海老と帆立のアメリケーヌクリーム和え」(820円)、「やわらかビーフシチューのパイドーム」(980円)、「スペシャルスウィーツプレート10種盛合せ」(2,100円)など。
ドリンクメニューもアルコール中心から、コーヒー、紅茶、ソフトドリンクなどのノンアルコール類を充実させるとともにヨーグルトやフルーツなどを使用したメニューを追加した。
ターゲットは20~30代の女性。浅田さんは「仕事帰りやカジュアルデート、おしゃれデート、コンパなどいろいろな用途に対応できる空間。カフェ利用は、今のところカップルや女性利用客が多いが、今後は男性利用も考え誰もがくつろげる空間を目指したい」と話す。
営業時間は17時~24時。