「ナイトZOOトレイン」にヘビも同乗-名古屋市交通局、東山動物園とタイアップ

8月8日(まるはちの日)に運行する「ナイトZOOトレイン」

8月8日(まるはちの日)に運行する「ナイトZOOトレイン」

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 名古屋市交通局(名古屋市中区三の丸3)は、東山動物園が8月7~16日に閉園時間を20時30分までと通常より遅くまで営業する「ナイトZOO」に合わせ同8日、列車内にヘビを乗せた貸し切りイベント列車「ナイトZOOトレイン」を運行する。

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 同局は今までもクリスマストレインなどイベント列車を走らせてきたが、列車内に動物を乗せるのは初の試み。東山動物園とのタイアップとなる同企画は、「ナイト ZOO」に向かう電車で動物園の担当者が動物の夜の生体を子どもたちにわかりやすく説明したり、動物と触れ合えればと生まれた。

 列車は1編成(6両)で、高畑駅から東山公園駅まで運行する。所要時間は約28分。車内は、自然の森を意識しツル系の造花で装飾、車内灯を消しLEDで星空を演出する予定。ヘビにした理由について、同局担当の杉山さんは「ヘビは清潔で安全性が高く、大勢の人の前でも動揺せず、動物園のヘビに触るコーナーでも人気が高いと動物園の方に聞いている」と話す。

 運行中の車内では、「ナイトZOO」の見どころや普段は見ることができない閉園後の動物に関する情報を東山総合公園企画官が車内放送で伝えるほか、体長80センチほどのアカダイショウ(別名=コーンスネーク)2匹を連れ飼育員が車内を歩く。希望者は実際にヘビに触れることができるほか、抽選で選ばれた参加者は一緒に記念撮影もできる。東山公園駅到着時は、ホームで動物の着ぐるみたちが参加者を出迎え、動物園正門まで案内する。

 杉山さんは「8月8日(まるはちの日)は名古屋の日でもある。時間は短いが、普段とは違う印象的な車両に乗り、夢を膨らませながら東山動物園に向かい、家族で『ナイトZOO』を楽しんでもらえれば」と話す。

 定員は小学生以下の子どもを含む親子連れ計300人。参加無料。地下鉄の駅にあるチラシ裏面の専用往復はがきなどで申し込む。締め切りは今月25日(消印有効)。詳しくは同局ホームページで確認できる。

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