レストラン経営を手掛けるひらまつ(東京都)は2007年3月、ミッドランドスクエア42階に国内1号店となるフレンチレストラン「オーベルジュ・ド・リル名古屋」をオープンする。同社は海外の高級レストランと業務提携した「サンス・エ・サヴール」(東京都)、「ル・バエレンタル」(北海道)などを運営しており、昨年12月にエーベルラン・グループ(本社=フランス)が同社と業務提携したことにより、日本での初出店が実現した。出店場所を「ミッドランドスクエア」に決定したのは、名古屋で今最も注目を集めている場所で、42階という高層階に出店できる好条件だったからだという。面積は150坪、座席数は72席で、ダイニング、個室、バー、ラウンジなどで構成される予定。店内デザインは、「20,AVENU DE CHAMPAGNE(ヴァン・アベニュー・ド・シャンパーニュ)」(東桜1)や「ZETTON CAFE & EATS」(常滑市、中部国際空港セントレア内)のデザインも手掛けたインテリアデザイナー、森田恭通さんが代表を務めるグマラマス(兵庫県)が行う。客単価は1人約1万5,000円を見込んでおり、ひらまつ担当者は「高級レストランだが40代~50代の方だけでなく、30代の方にも記念日など特別な日に利用していただきたい」と話している。また同店では、トリンバック社(本社=フランス)との提携による名古屋限定ラベルのアルザスワインも提供する予定だという。