プレスリリース

経営者の43.0%がネットワーク人材不足を実感。一方で、半数以上がネットワーク機器の保守・管理にリモート管理サービスを利用していない実態【中小SIerの業務負担に関する実態調査】

リリース発行企業:株式会社バッファロー

情報提供:

~背景には利用料金が高いなどの課題あり。リモート管理サービス未導入企業の64.7%が、機器管理のクラウド化による業務効率化に期待~
メルコホールディングス(東・名 6676)グループの株式会社バッファロー(本社:名古屋市、代表取締役社長:牧 寛之、以下バッファロー)は、SIer及び、IT/OA機器(事務機器)を販売する中小企業(従業員数10名~300名未満)の経営者100名を対象に、中小SIerの業務負担に関する実態調査を実施しましたので、お知らせいたします。
調査サマリー



本調査レポート資料のダウンロード
調査概要
調査名称 中小SIerの業務負担に関する実態調査
調査方法 IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー(R)?」の企画によるインターネット調査
調査期間 2024年7月8日~同年7月11日
有効回答 SIer及び、IT/OA機器(事務機器)を販売する中小企業(従業員数10名~300名未満)の経営者100名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。
利用条件
1 情報の出典元として「株式会社バッファロー」の名前を明記してください。
2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
URL:https://www.buffalo.jp/biz/
調査結果
ネットワーク機器の保守・管理において、約4割が「対応できるスタッフの不足」に悩みあり
「Q1.あなたが現在ネットワーク機器の保守・管理で感じている悩みを教えてください。(複数回答)」(n=100)と質問したところ、「対応できるスタッフが不足している」が39.0%、「トラブルシューティングに時間がかかる」が33.0%、「残業規制による働き方改革」が32.0%という回答となりました。

「Q1.あなたが現在ネットワーク機器の保守・管理で感じている悩みを教えてください。(複数回答)」

・対応できるスタッフが不足している:39.0%
・トラブルシューティングに時間がかかる:33.0%
・残業規制による働き方改革:32.0%

・スタッフのスキルが不足している:24.0%
・設定変更の頻度が高い:22.0%
・現地対応の手間が大きい:19.0%
・機器のアップデートが煩雑である:17.0%
・その他:2.0%
・特にない/わからない/答えられない:11.0%

43.0%が、「業務量に対して、ネットワーク機器の保守・管理担当者の人数が足りない」と回答
「Q2.あなたの会社のネットワーク機器の保守・管理担当者の人数は、業務量に対して十分だと思いますか。」(n=100)と質問したところ、「あまりそう思わない」が31.0%、「全くそう思わない」が12.0%という回答となりました。

「Q2.あなたの会社のネットワーク機器の保守・管理担当者の人数は、業務量に対して十分だと思いますか。」

・非常にそう思う:16.0%
・ややそう思う:37.0%
・あまりそう思わない:31.0%
・全くそう思わない:12.0%

・わからない/答えられない:4.0%

効率化が必要なネットワークの保守・管理業務、「トラブルシューティング」「トラブル時の現地駆け付け」など
「Q3.ネットワーク機器の保守・管理で、最も効率化が必要な業務を教えてください。(複数回答)」(n=100)と質問したところ、「トラブルシューティング」が42.0%、「トラブル時の現地駆け付け」が40.0%、「設定変更」が36.0%という回答となりました。

「Q3.ネットワーク機器の保守・管理で、最も効率化が必要な業務を教えてください。(複数回答)」

・トラブルシューティング:42.0%
・トラブル時の現地駆け付け:40.0%
・設定変更:36.0%

・機器のアップデート・入れ替え:21.0%
・死活監視:15.0%
・キッティング:8.0%
・その他:3.0%
・特にない/わからない/答えられない:7.0%

ネットワーク機器の保守・管理に関して、半数以上が「リモート管理サービス」を利用していない実態
「Q4.あなたの会社は、ネットワーク機器の保守・管理において、リモート管理サービスを利用した効率化に取り組んでいますか。」(n=100)と質問したところ、「取り組むかどうか検討中」が32.0%、「取り組みたいが何をすべきか分からない」が12.0%という回答となりました。

「Q4.あなたの会社は、ネットワーク機器の保守・管理において、リモート管理サービスを利用した効率化に取り組んでいますか。」

・監視・設定変更までリモートで対応している:18.0%
・監視はリモートで対応している:28.0%
・取り組むかどうか検討中:32.0%
・取り組みたいが何をすべきか分からない:12.0%
・取り組む予定はない:7.0%

・その他:0.0%
・わからない:3.0%

利用しているリモート管理サービスに関する悩み、「コストが高い」「セキュリティーの懸念がある」が上位
Q4で「監視・設定変更までリモートで対応している」「監視はリモートで対応している」と回答した方に、「Q5.利用しているリモート管理サービスに感じている悩みはありますか。(複数回答)」(n=46)と質問したところ、「コストが高い」が41.3%、「セキュリティーの懸念がある」が26.1%という回答となりました。

「Q5.利用しているリモート管理サービスに感じている悩みはありますか。(複数回答)」

・コストが高い:41.3%
・セキュリティーの懸念がある:26.1%

・リモートで設定変更ができない:21.7%
・知識・スキルをもつ社員の育成ができていない:21.7%
・機能が不十分である:19.6%
・複数ベンダーの機器を取り扱っており一元管理できていない:13.0%
・サポートが不十分である:13.0%
・インターフェースが使いにくい:8.7%
・その他:2.2%
・特にない/わからない/答えられない:10.9%

リモート管理サービスを利用していないSIerの6割以上が、現地対応の工数増加により、社員の業務負担を実感
Q4で「監視・設定変更までリモートで対応している」「監視はリモートで対応している」以外を回答した方に、「Q6.現地対応の工数増加により、社員の業務負担を感じた経験はありますか。」(n=51)と質問したところ、「何度もある」が9.8%、「たまにある」が56.9%という回答となりました。

「Q6.現地対応の工数増加により、社員の業務負担を感じた経験はありますか。」

・何度もある:9.8%
・たまにある:56.9%

・どちらでもない:23.5%
・あまりない:3.9%
・全くない:5.9%

リモート管理サービスを利用していない理由、「利用料金が高い」が49.0%で最多
Q4で「監視・設定変更までリモートで対応している」「監視はリモートで対応している」以外を回答した方に、「Q7.ネットワーク機器の保守・管理にリモート管理サービスを利用していない理由を教えてください。(複数回答)」(n=51)と質問したところ、「利用料金が高い」が49.0%、「知識・スキルをもつ社員を育成する余裕がない」が29.4%、「複数ベンダーの機器を取り扱っており一元管理できない」が27.5%という回答となりました。

「Q7.ネットワーク機器の保守・管理にリモート管理サービスを利用していない理由を教えてください。(複数回答)」

・利用料金が高い:49.0%
・知識・スキルをもつ社員を育成する余裕がない:29.4%
・複数ベンダーの機器を取り扱っており一元管理できない:27.5%

・監視できてもリモートで設定変更できない:11.8%
・情報漏洩対策が不十分である:9.8%
・監視するリソースがない:7.8%
・その他:3.9%
・わからない/答えられない:7.8%

64.7%が、「リモートでネットワーク機器を管理・設定できたら業務が効率化する」と回答
Q4で「監視・設定変更までリモートで対応している」「監視はリモートで対応している」以外を回答した方に、「Q8.リモートでネットワーク機器を管理・設定できたら業務が効率化すると思いますか。」(n=51)と質問したところ、「非常にそう思う」が19.6%、「ややそう思う」が45.1%という回答となりました。

「Q8.リモートでネットワーク機器を管理・設定できたら業務が効率化すると思いますか。」

・非常にそう思う:19.6%
・ややそう思う:45.1%

・あまりそう思わない:33.3%
・全くそう思わない:0.0%
・わからない/答えられない:2.0%
まとめ
今回は、SIer及び、IT/OA機器(事務機器)を販売する中小企業(従業員数10名~300名未満)の経営者100名を対象に、中小SIerの業務負担に関する実態調査を実施しました。

まず、ネットワーク機器の保守・管理において、中小SIer経営者の43.0%が「ネットワーク人材の不足」を実感しています。また、半数以上がリモート管理サービスを利用しておらず、そのうち6割以上が、現地対応の工数増加により、社員の業務負担を実感していると回答しました。リモート管理サービスを利用していない理由として、「利用料金が高い」(49.0%)などの声が挙がりましたが、「リモートでのネットワーク機器の管理・設定」による業務効率化に期待を寄せる企業は64.7%に上りました。

今回の調査では、日本の中小SIerが抱える人材不足と業務負担の現状が明らかになりました。機器管理をクラウド化し、リモートで管理できるサービスを導入することで、担当者の業務負担を軽減すると共に、慢性的なIT人材不足の課題を解消する一助になるかもしれません。
本調査レポート資料のダウンロード
無料で始めるクラウド管理。リモート管理サービス「キキNavi」



キキNaviは、インターネットを経由して遠隔地に設置したネットワーク機器と管理者をつなぐ、バッファローの無料リモート管理サービスです。キキNaviをご利用いただくことで、遠隔地からの機器の監視、メンテナンス用の簡易操作が可能となり、機器管理者の負担を大きく軽減します。
リモート管理サービス「キキNavi」
2024/9/18 プレスリリース:【IT管理者の負担軽減】NASの設定変更のための現地訪問が不要に。リモート管理サービス「キキNavi」でNASのリモート設定機能の提供を本日9月18日(水)より開始
会社概要
バッファローはメルコホールディングスグループにおいてIT関連事業の周辺機器分野を担っている企業です。法人向け事業では【ネットワークで企業DXを支援】をテーマに、「人手・IT人材不足」「BCP対策」「ハイブリッドワーク・業務デジタル化のインフラ構築」の3つの軸を中心に商品およびサービスの提供を行っています。

会社名 株式会社バッファロー
本社所在地 〒460-8315 愛知県名古屋市中区大須三丁目30番20号 赤門通ビル
代表者 代表取締役社長 牧 寛之(まき ひろゆき)
設立年月日 1978年8月5日
事業内容 デジタル家電及びパソコン周辺機器の開発・製造・販売及びデータ復旧サービス
URL https://www.buffalo.jp/

※各会社名・商品名などが記載されている場合は、一般に各社の商標または登録商標です。
※記載されている仕様、価格、デザインなどは予告なく変更する場合があります。
※To Overseas Press People
This product is only available in the Japanese Domestic Market.
Pricing and availability in other regions may vary.

  • はてなブックマークに追加

名駅経済新聞VOTE

名古屋城と言えば?

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース