プレスリリース

【9月12日は宇宙の日】宇宙旅行はまだ“夢のまた夢”?約3人に1人が『行きたい』と回答。

リリース発行企業:NSSスマートコンサルティング株式会社

情報提供:

NSSスマートコンサルティング株式会社(所在地:東京都新宿区、代表取締役:安藤 栄祐)は、20~60代の男女を対象に、「宇宙旅行への期待と不安」に関する意識調査を実施しました。

2025年6月、民間宇宙開発企業ispaceの月面着陸ミッション「HAKUTO-R Mission 2」は、着陸直前に通信が途絶し、最終的に月面着陸には至らなかったと報じられました。
一方で、同ミッションでは軌道投入や飛行の過程において成果を上げており、前回の挑戦とあわせて「部分的な成功」を重ねながら技術は進化しています。

また、今年6月には国内民間企業初となるホンダの再使用型ロケットの離着陸実験成功といった明るいニュースもあり、宇宙開発は確実に前進を続けています。

こうした動きの中で、9月12日の「宇宙の日」を迎え、宇宙はより身近なテーマとして注目を集めつつあります。
民間による宇宙旅行ツアーや月周回計画など、「宇宙を特別な体験として楽しむ時代」が現実味を帯びつつあるのです。

では、人々は今、宇宙旅行をどれほど“自分ごと”として捉えているのでしょうか。
そして、宇宙に何を期待し、どのような不安を抱いているのでしょう。

そこで今回、各種ISOの新規取得・運用サポートサイト『ISOプロ』https://activation-service.jp/iso/)を運営するNSSスマートコンサルティング株式会社は、20~60代の男女を対象に、「宇宙旅行への期待と不安」に関する意識調査を実施しました。

調査概要:「宇宙旅行への期待と不安」に関する意識調査
【調査期間】2025年8月27日(水)~2025年8月28日(木)
【調査方法】PRIZMA(https://www.prizma-link.com/press)によるインターネット調査
【調査人数】1,008人
【調査対象】調査回答時に20~60代の男女と回答したモニター
【調査元】NSSスマートコンサルティング株式会社(https://activation-service.jp/iso/
【モニター提供元】PRIZMAリサーチ

「宇宙旅行に参加したい」と思う方は約3割!参加したい、したくない理由とは?



はじめに、「もしお金と時間が許せば、あなたは民間の宇宙旅行ツアーに参加したいと思うか」と尋ねたところ、以下のような回答結果になりました。

『ぜひ参加したい(14.4%)』
『できれば参加したい(18.6%)』
『あまり参加したくない(25.8%)』
『全く参加したくない(41.2%)』

「参加したい」と回答した方は約3割にとどまり、多くの方が消極的な姿勢のようです。
この傾向は、宇宙への憧れと同時に、まだ現実味を感じることができず、不安が根強いことを示しています。

宇宙旅行に参加したい、参加したくないと思う理由について具体的にうかがいました。

■宇宙旅行に参加したい、したくない理由とは?
【ぜひ参加したい/できれば参加したい】
・宇宙から地球を見てみたい(30代/女性/埼玉県)
・おもしろそうだから(40代/女性/山形県)
・未知の世界なので行ってみたい(50代/女性/岩手県)
・世界観が変わると思うから(50代/男性/宮城県)

【あまり参加したくない/全く参加したくない】
・安全面の不安が大きい(30代/女性/群馬県)
・準備や安全面での不安(40代/女性/東京都)
・事故の危険がかなりありそうだから(50代/男性/埼玉県)
・安全性がわからない(60代/男性/京都府)

宇宙旅行に参加したいと思う方の理由には、「地球を宇宙から見たい」「未知の世界への興味」など、非日常的な体験や価値観の変化への期待が強くあらわれています。
一方で、参加をためらう理由としては「安全性への不安」が圧倒的であり、事故のリスクや準備の負担が心理的ハードルになっていることがわかります。
この結果から、未知の世界といった魅力だけでなく、安全面での納得感が参加意欲に大きく影響していると考えられます。

では、もし宇宙旅行が実現した場合、誰と一緒に行きたいと思うのでしょうか。

宇宙旅行に『ぜひ参加したい』『できれば参加したい』と回答した方に、「宇宙旅行が実現した場合、誰と一緒に行きたいか」について尋ねたところ、『家族(49.9%)』と回答した方が最も多く、『パートナー(27.3%)』『友人(20.1%)』となりました。

約半数が『家族』と回答し、宇宙という特別な体験を家族とわかち合いたいという思いが強いことがわかります。

また、『パートナー』や『友人』と回答した方も一定数おり、それぞれが思う大切な人と一緒に宇宙に行ってみたいという気持ちがうかがえる結果となりました。

では、宇宙旅行ではどのような体験をしてみたいと思うのでしょうか。



宇宙旅行に『ぜひ参加したい』『できれば参加したい』と回答した方に、「宇宙旅行で体験してみたいこと」について尋ねたところ、『地球を宇宙から見る(79.9%)』『無重力状態(70.0%)』『月面散歩(43.2%)』が上位になりました。

『地球を宇宙から見る』と回答した方が約8割となり、宇宙旅行の最大の魅力が「地球という存在を客観的に眺めたい」という好奇心であることが示されました。
また、『無重力状態』という回答も7割という高い支持で、非日常性の体験に対する強い期待を反映していると考えられます。
『月面散歩』といった具体的な体験への関心も高く、ロマンと冒険への願望が総じて高いことがうかがえます。

宇宙旅行の不安第1位は「事故やトラブルのリスク」!
夢のような体験への期待がある一方で、宇宙旅行には多くの不安もつきものです。

では、宇宙旅行において懸念する要素にはどのようなものがあるのでしょうか。



「宇宙旅行で不安に思うこと」について尋ねたところ、『事故やトラブルのリスク(69.3%)』という回答が最多になり、『費用の高さ(55.9%)』『訓練が大変そう(54.8%)』となりました。

最も多かったのは『事故やトラブルのリスク』で、期待に反して安全性への懸念が最大の障壁となっていることがうかがえます。
また、『費用の高さ』や『訓練が大変そう』といった現実的かつ深刻な不安が半数以上の支持を得ており、宇宙旅行は依然として「夢と現実のギャップ」を強く感じさせるテーマのようです。

不安の要因が多岐にわたる中で、現実的な障壁として立ちはだかる『費用の高さ』について詳しく聞きました。

「いくらくらいであれば宇宙旅行を検討したいか」について尋ねたところ、以下のような回答結果になりました。

『100万円未満(28.2%)』
『100万円~500万円未満(12.0%)』
『500万円~1,000万円未満(4.2%)』
『1,000万円~5,000万円未満(1.8%)』
『5,000万円~1億円未満(0.7%)』
『1億円以上でも行きたい(0.4%)』
『価格にかかわらず行きたくない(52.7%)』

約半数が『価格にかかわらず行きたくない』と回答しており、費用だけでなく心理的・安全面の障壁が強く影響していることがうかがえます。
一方で、『100万円未満』という方も約3割おり、極めて低価格であれば現実的に検討可能という方もいることがわかりました。

安心して申し込める宇宙旅行、その条件は「信頼性」だった
費用の高さが参加の障壁であることがわかりましたが、それに加えて参加意欲を左右する重要な要素として「過去の事故やトラブルの影響」が考えられます。

実際に、過去の宇宙開発事故やトラブルは宇宙旅行の参加意欲にどう影響するのでしょうか。



「過去の宇宙開発事故やトラブルは、宇宙旅行への意欲にどう影響すると思うか」について尋ねたところ、約7割が『大きく意欲が下がる(43.3%)』『やや意欲が下がる(21.7%)』と回答しました。

多くの方が過去の事故やトラブルの影響で「意欲が下がる」と考えており、安全性への不安がいかに強く存在しているかがわかります。
一方、「変わらない」と回答した約3割は、冷静なリスク認識を持っており、適切な情報提供や透明性により安心感を得られる可能性がある方ともいえます。

過去の事故やトラブルによって意欲が下がるという声が多数を占める中で、参加を前向きに考えるために、どのような企業が宇宙旅行を運営していれば安心して申し込めると思うのでしょうか。

「どのような企業が宇宙旅行を運営していれば、安心して申し込めると思うか」について尋ねたところ、『宇宙開発の実績がある企業(64.1%)』という回答が最多になり、『国と連携している企業(25.8%)』『大手航空会社(23.8%)』となりました。

『宇宙開発の実績がある企業』に支持が集まったことから、技術力や経験の蓄積が安心感の核と考えられているようです。
また、『国と連携している企業』『大手航空会社』への支持もあり、信頼性を示す要素としてブランド力や公的な関与が重視されていると考えられます。

運営する企業の信頼性に加えて、安心して宇宙旅行に参加するためには、運営体制や管理面においてどのような点を重視するのでしょうか。



「宇宙旅行に安心して参加できるようになるために、運営体制や管理面で重視したい点」について尋ねたところ、『全体の信頼性(58.8%)』という回答が最多になり、『機材や施設の定期点検の有無(55.3%)』『緊急時対応マニュアルの整備(52.9%)』となりました。

「全体の信頼性」が最も重視されており、サービス全体の一貫した信頼構造を求めているようです。
また、「定期点検の有無」「緊急時対応マニュアルの整備」といった具体的な安全対策への関心の高さは、安全設計や運営の透明性が安心の前提であることを示しています。

最後に、宇宙旅行の安全性を評価する上で、どのような基準が信頼できるかうかがいました。

「宇宙旅行の安全性の評価について、信頼できると感じる基準」について尋ねたところ、『国際的な安全認証(ISO9100など)の取得有無(53.0%)』『宇宙船に搭載される部品の品質や安全性(45.7%)』『宇宙船の機体や機材の製造元・供給元の信頼性(42.6%)』が上位になりました。

「国際的な安全認証」が最多で、「認証」という客観的な担保に対して安心感を持つ傾向が顕著に見られます。
また、「部品の品質・安全性」や「機材の製造元の信頼性」といった回答も多くの支持を集めました。

前回実施した「車の自動運転に対する意識」に関する調査(※https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000032.000055385.html)において、『第三者機関の認証取得』が25.4%にとどまっていたのと比べて、宇宙旅行では部品の数がはるかに多いこともあり、個々の部品の安全性にも強い関心が寄せられていることがうかがえます。

宇宙というリスクの高い環境では、総合的な認証だけでなく、構成される部品一つひとつの安全管理が、信頼のカギとして強く求められているといえるでしょう。

まとめ:宇宙旅行の参加意欲を高めるには、信頼と安全性の可視化が不可欠
今回の調査で、宇宙旅行に対する人々の期待と不安が浮き彫りとなりました。

「参加したい」と回答した方は約3割にとどまり、約7割の方は「参加したくない」と回答したことから、夢のような体験である一方、現時点では費用や安全性などの障壁が心理的にも現実的にも大きいことが読み取れます。

宇宙旅行で体験したいこととしては「地球を宇宙から見る」「無重力状態」「月面散歩」が多く、宇宙旅行がもたらす非日常性への期待が強く感じられました。
反対に、宇宙旅行における不安要素としては、「事故やトラブルのリスク」「費用の高さ」「訓練の大変さ」などが上位に並び、特に安全面への懸念が参加意欲を大きく左右していることがうかがえます。

価格面では「100万円未満であれば検討したい」との声が最も多かった一方、「価格にかかわらず行きたくない」と回答した方も約半数となりました。
これは、費用そのものよりも「命に関わる不安」や「精神的なハードル」が強く影響している可能性を示しています。
また、過去の宇宙事故やトラブルが、参加意欲を下げると回答した方も約7割となり、情報提供や信頼の可視化が求められる状況です。

そのような背景から、宇宙旅行に安心して参加できる条件として「宇宙開発の実績がある企業」「国と連携している企業」など、運営主体の信頼性が重視されています。
加えて、運営体制で重視したい点は「全体の信頼性」「定期点検」「緊急時対応マニュアル」が上位になり、安心感の土台として日常的な安全管理が欠かせないことが示されました。

安全性の信頼基準としては「国際的な安全認証(ISO9100など)」や「部品の品質」などが高く評価されており、構成部品単位での品質管理への関心は、他の移動手段以上に強い傾向が見られました。

宇宙旅行という未知の体験には、技術の高さだけでなく、それを証明する認証の取得や運営体制の可視化が不可欠であるといえるでしょう。

「ISO」の新規取得・運用サポートなら『ISOプロ』



今回、「宇宙旅行への期待と不安」に関する意識調査を実施したNSSスマートコンサルティング株式会社は、ISOの新規取得・運用サポートサイト『ISOプロ』https://activation-service.jp/iso/)を運営しています。

「ISO9100」とは、航空宇宙・防衛産業に関わる品質マネジメントシステムに関する国際規格です。

高度な安全性や信頼性、品質を満たす製品・サービスの提供を目的としており、そのために「航空宇宙・防衛産業における顧客および規制要求事項」を満たすことが求められています。

<「ISO9100」に関するコラムはこちら>
https://activation-service.jp/iso/column/8403

ISOプロは、ISO審査員資格保有者やISO構築コンサルタント経験者が多く所属するISOの専門家集団です。

当サイトで発信する情報を通じ、サイト利用者様がISOの構築や運用などISOに関わる業務を円滑に進め、事業の成長につながるよう信頼できる情報発信を提供します。

ISOプロについて:https://activation-service.jp/iso/philosophy
その他ISO各種規格のコラムはこちら:https://activation-service.jp/iso/column

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ISOプロについて:https://activation-service.jp/iso/philosophy
お問い合わせフォーム:https://activation-service.jp/iso/lp/form-collabo-entry/

【会社概要】
会社名:NSSスマートコンサルティング株式会社
所在地:東京都新宿区西新宿6-8-1 住友不動産新宿オークタワー21階
代表者:安藤栄祐
URL:https://nss-smart-consulting.co.jp/
事業内容:ISOコンサルティング事業、労務コンサルティング事業、オフィスサポート事業

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