チョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ」が2月3日、名鉄百貨店本店(名古屋市中村区名駅1)本館7階催場で始まった。今年で5回目。
同企画は、1995年から毎年パリで開催されるショコラの見本市「サロン・デュ・ショコラ」にちなんで開催するもの。昨年10月に開催され15回目を迎えたパリ「サロン・デュ・ショコラ」は、世界13カ国140ブランドのパティシエ、ショコラティエが参加。
名鉄百貨店本店の「サロン・デュ・ショコラ」には、世界7カ国約80ブランドが参加。同店初登場となる海外ブランドは、「パリで最も注目を集める」(同店広報担当者)「ジャック・ジュナン」(フランス)や、これまで宿泊客だけの楽しみで門外不出だった有名ホテルのショコラ「オルテ・デュ・キャップ-エデン-ロック」(フランス)など11ブランド。
今回のテーマは、パリ「サロン・デュ・ショコラ」に合わせて「オペラ」。ショコラティエ6人が「オペラ」を表現したショコラと、新作またはスペシャリテを詰め合わせた同企画限定の「セレクション オペラ」(DVD付き、12個、5,250円)も販売する。
「毎年一番人気」のブランドは「ジャン=ポール・エヴァン」(フランス)。「ほとんど日本に来ないブランド。サロン・デュ・ショコラでしか手に入らない商品を目当てに多くの方が訪れる」という。今回、同ブランドの20周年を記念し、アクセサリー・ジュエリーブランド「Q-pot.」とのコラボ商品「ジャン=ポール・エヴァン×Q-pot. スペシャルショコラボックス」(7,890円)も登場。2つのショコラとショコラの形をしたチャームが入る。
そのほか、メリーチョコレートカムパニー(東京都大田区)が販売する戦国時代の武将をモチーフにした商品「TUWAMONO(つわもの)」などの個性豊かな商品のほか、ビール「サッポロショコラブルワリー」(305円)、「金しゃちチョコレートスタウト」(500円)などのアルコール類も販売。
会場にはテーマの「オペラ」を表現したチョコレートでできた7ブランドのオブジェを展示。金粉をあしらい細部まで表現した王冠や、大きなくちびるの形をしたものなど、チョコレートでできているとは思えない作品が来店客の目を楽しませる。
イートインでは、「花畑牧場」(北海道河西郡)と、チーズケーキ「ドゥーブルフロマージュ」で人気の高い小樽市の洋菓子店「ルタオ」がそれぞれカフェを出店。花畑牧場カフェでは、「ホットキャラメル・アイスクリーム」(キャラメル・キャラメル宮崎マンゴー・キャラメルチョコレート、各481円)、ルタオカフェでは、「ドゥーブルフロマージュ」のショコラやストロベリー(1点)のケーキセット(651円)を提供する。
期間中、4日=「ジャン=ポール・エヴァン」「フランク・ケストナー」、8日=「パティスリー・サダハル・アオキ・パリ」(ともにフランス)などからショコラティエが来店し、新作の紹介や実演などのイベントを予定する。
開催時間は10時~20時(最終日は18時まで)。2月14日まで。