名古屋市上下水道局経営企画課(名古屋市中区三の丸3)は現在、「なごやのおいしい水」キャンペーンマークを募集している。
名古屋の水道水は、土壌からとけ出したカルシウム、マグネシウムの量が少ない軟水。「おいしい」理由について、「豊かできれいな名水百選・木曽川を水源としていて、局主催のイベントでミネラルウオーターとの利き水を行っても互角の評価を得ている」と同局担当者。「近代水道ができた大正3年とほぼ同じ水質にまで改善している」とも。
同局は、これまで「日本一おいしい水」を目標に掲げ日々研究をしてきたが、この取り組みをさらに推し進めるため、今後はPR活動にも力を入れようとマーク募集を企画した。「なごやのおいしい水」を視覚的にアピールし、名古屋の水道水をPRするとともに水道水を飲む生活スタイルの定着を推進することを目的とする。
テーマは「名古屋のおいしい水を連想できるマーク」。すでに同局のイメージキャラクターとしてアメンボマークが存在するが、これとは区別し水道水PR用のマークとして活用する。キャンペーンマークは、職員の名札や名刺、コースターなどのPRグッズ、チラシやポスターの印刷物などに展開していく予定。
最優秀賞(1点)の受賞者には、賞状と賞金10万円を用意する。同局担当者は「マークをきっかけに『なごやのおいしい水』を、より多くのお客さまに飲んでいただけるようになれば」と期待を寄せる。
応募の詳細は上下水道局のサイトで確認できる。応募締め切りは3月31日(当日消印有効)。結果は6月ごろに決定後、入賞者に直接通知するとともに同局サイトなどで発表する予定。