名駅に3月16日、うま辛料理を提供する「ハバネロ居酒屋 BOKUN(ボウクン)」(名古屋市中村区名駅3、TEL 052-571-1735)がオープンした。運営は名古屋市を中心に飲食店を展開するウンズ(名東区)。
店舗面積は約30坪。席数はカウンター席6席、テーブル席27席、座敷20席を設ける。店内にはトウガラシをモチーフにしたインテリアやイラスト、キャラクターをあしらい、「辛さを楽しめる雰囲気」にした。
「世界各国に文化として根付いている本当においしいさまざまな辛さを楽しんでもらえたら」という思いから生まれたという同店。単純に辛いだけでなく、「甘辛」「ピリ辛」「うま辛」「激辛」料理を提供する。
「辛さとうま味のバランスが重要」と料理長の岩田さん。メニュー作りにおいて「人それぞれ味覚が違うので辛さの基準、レベルを決めるのが大変だった」と振り返る。トウガラシはもちろん、コショウ、ワサビ、サンショウ、マスタードなどのスパイスを用い、さまざまな辛さが味わえる料理を取りそろえる。
6種類の激辛メニューは、「勇者への挑戦」と名付けた。すべての料理には「デスソース」と呼ばれる激辛スパイスが入っており、「激辛好き」をもうならせるという。世界一辛いトウガラシと呼ばれる「プリッキーニ」(串焼き1本=180円)、泡盛に唐辛子を1週間漬け込んで作った自家製激辛スパイス使用した「島とうがらし焼きそば」(680円)、「名物!スーパーハバネロ手羽先」(200円)、「地獄の3丁目チャーハン」(964円)など。
激辛メニューの辛さについては、「いつもデスソースを持ち歩くほど辛いもの好きのお客さまが一度全品挑戦したが完食することができず、『リベンジします』と言って帰っていったほど」というエピソードも。
そのほか「うま辛」メニュー、辛いものが苦手な人向けのメニュー、デザートなども用意する。ドリンクは生ビール(530円)のほか、ハイボール、マッコリ、梅酒、焼酎、カクテル、サワー、ソフトドリンクを取りそろえる。
オープンして間もなく1カ月。「若い人が多いと思っていたが、本格的な辛い料理を食べたことのない年配のサラリーマンの姿も見受けられる」という。「辛さを楽しんでほしい」と岩田さん。「辛さで笑いが起こりワイワイ楽しめる店作りをしていきたい」とも。
営業時間は17時~翌0時30分。