名鉄百貨店本店(名古屋市中村区名駅1)の「屋上ビアガーデン」が4月29日、営業を開始する。
席数は約600席(屋外=約480席、テント内=約120席)で、昨年より約50席増やした。昨年から登場したカップルシートも用意。カップル、年配の夫婦のほか、独立した席のためパソコンを広げて利用する男性同士のビジネスマンの姿もあるという。周りには、「ミッドランドスクエア」「JRセントラルタワーズ」「モード学園スパイラルタワーズ」などの高層ビルが望め、名古屋の夜景を演出する。
システムはバイキング形式の飲み放題、食べ放題で時間は無制限。「時間無制限のため、ゆっくりたくさんの人数で利用してもらっている様子。26年ぶりに営業復活した3年前は予想売り上げの2倍を記録。これを踏まえ昨年は予想売り上げを上げて設定したが3割増の売り上げだった」(同店広報担当者)。
メニューは、アジアンメニューを中心に、ビアガーデンの定番枝豆・焼そばのほか、中華・和食など50種類以上を提供。デザート類も豊富に取りそろえる。ドリンクは生ビール、焼酎、日本酒、ハイボール、サワー、ソフトドリンクなど。今年の特徴は名古屋で初めて提供する、アサヒビールの期間限定・数量限定の商品「スーパードライ・エクストラコールド」。同メニューは、ビールが凍る寸前のセ氏マイナス3度に冷えたビールで、提供時にはセ氏マイナス2度前後になるという。現在飲食店で提供される樽生ビールは4~8度と言われている。毎日先着100杯。提供は6月30日まで。
今年はファミリーにも利用してもらうことを目的に、ゴールデンウィークに合わせて、昨年より2週間強早く営業を開始した。今月29日~5月5日は、5歳~12歳の子どもが無料になる。
平日の営業時間は17時~22時。土曜・日曜・祝日の営業開始時間は今年から15時に繰り上げた。料金は、大人=3,500円、子ども(5歳~12歳)=2,000円。オープン直後の29日・30日は、大人=2,300円で提供(30日は満席)。9月17日まで。雨天も営業。