伊勢志摩フィルムコミッション(三重県)と、なごや・ロケーション・ナビ(栄2)は4月24日より、名古屋と伊勢志摩地方が舞台の映画「小さき勇者たち~ガメラ~」のロケ地マップの配布を開始した。マップは、映画の舞台となった名古屋市内と伊勢志摩のロケ地を、昨年8月に行われた撮影時の写真などと共に紹介するもの。大きさは約30センチ×50センチで、発行部数は10万部。名古屋のロケ地は、「ガメラ」と巨大怪獣「ジーダス」が対決する場所として、名古屋市立那古野小学校(那古野2)前、名駅3丁目周辺、名駅の地下街「ユニモール」(名駅4)、丸の内歩道橋などのほか、ガメラが輸送された研究所や避難所として使用された名古屋国際会議場(熱田西町1)なども紹介されている。同作は、1965年より続く「大怪獣ガメラ」が登場するシリーズ作品で、今回は、前半が三重県志摩市大王町を舞台に主人公相沢透と亀に似た謎の生物「トト(ガメラ)」との出会いを、後半は名古屋市内を舞台に「ガメラ」と「ジーダス」の対決シーンで構成され、名古屋がクライマックスの舞台に選ばれるのはシリーズ初。なごや・ロケーション・ナビの荒川さんは「話題作でもあることから、ロケ地マップの作成を企画した。映画を観て名古屋や伊勢志摩に興味を持った人には、マップを見ながらロケ地を訪ねるなど、観光にも活用してほしい」と話している。映画は4月29日より名駅の映画館「ピカデリー」などで公開され、マップは、東海3県の各劇場や名古屋駅、金山、栄の観光案内所で配布している。