ナゴヤキャッスルが運営する名駅近くのホテル「キャッスルプラザ」(名古屋市中村区名駅4)は7月28日、同ホテルの中華料理店「桃園」料理長が作った「食べる辣油(ラー油)」を発売した。
20回以上の試作を重ね完成させたという同商品。幅広い年齢層に食べてもらえるように辛さの調節に悩み、サクサクとした食感を出すために素材選びに時間がかかったという。
特徴は大豆油とゴマ油にフライドガーリックとフライドエシャロットを入れたサクサクとした食感で、干しエビを入れてコクを出すとともに、シナモンや八角(ハッカク)を混ぜた中国の香辛料「五香粉」を使い風味付けし、家族で食べやすいように辛さは控えめにしたという。「ホテルらしさを出すために品のある香り付けを心がけた」(同ホテル広報担当者)とも。
発売から今月3日までの7日間、名鉄百貨店本店「スイーツステーション」で販売したところ1,900本を売り上げたほか、地元紙で紹介されたことをきっかけに大きな反響があり、同百貨店に多くの問い合わせが寄せられた。現在は食料品売り場で販売している。
「白いご飯にかけるだけでもおいしく、パスタやチャーハン、サラダ、スープなどの隠し味にも。ご家庭でいろいろな組み合わせを楽しんでいただければ」「キャッスルプラザ内のいろいろなレストランで使用を考えている」(同)。価格は、1個=630円、化粧箱(2個入り)=1,500円。
同ホテル1階のコーヒーショップ「カフェプラザ」(TEL 052-582-2139、営業時間は8時30分~22時30分)と、中華料理店「桃園」(TEL 052-586-1590、営業時間は11時30分~14時00分、17時00分~21時30分)で販売する。