「京の町」がコンセプトの和食居酒屋「隠れ家ダイニング 夢や京町しずく 名古屋駅前」(名古屋市中村区名駅3、TEL 052-533-6877)が10月14日、グルメビル「M三ダイニングビル」8階にオープンした。
関東圏を中心に10店舗展開する「隠れ家ダイニング 夢や京町しずく」の東海エリアへの進出は初めて。同店の店舗面積は105坪。席数は157席設ける。
「京都に立ち寄れる空間」として展開する同店。入り口にはサクラや千鳥柄のちょうちんのほか、大きなしだれ桜を飾る。店内の通りには「蛸薬師通」「宮川町」などの通り名や地名を記したちょうちんや、足下を照らすあんどんなどを飾るほか、1卓ずつ扉を設けた席が「軒を連ね」、長屋のある京の町を表現している。
窓際にはふすまで仕切ったカップルシート6卓、14席の広間2部屋、70席の大広間1部屋(仕切り可能)を設けた。また、赤い野だて傘や竹で演出したVIPルーム(8席)では接待などの利用を想定しているという。「予約でいっぱいになる日も多く好評をいただいている。海外からのお客さまも多い」と、同店の店長浅野さん。
主なメニューは、肉じゃが・ふろふき大根・五色キンピラの「おばんざい三種」(714円)、豆腐、オクラ、納豆などのサラダに黒酢を使ったドレッシングの「七色ヘルシーサラダ」(609円)、梅の花の形にかたどった「恋の梅しそ豆腐」(504円)、生麩、エビ芋などの「夢や田楽盛り合わせ」(819円)など。スイーツは、抹茶アイスが入った「舞妓さんの贅沢パフェ」(714円)など。
ドリンクは焼酎やビールのほか、梅酒や日本酒、抹茶、豆乳などを使った「創作和カクテル」10種類を用意。アンズとミルクと抹茶を使った「利休のふるまい」、梅酒ベースでクランベリーを使った「京恋しずく」(ともに662円)など。ノンアルコールドリンクも「舞妓の恋文」「薔薇の振袖 コラーゲン入り」などで特徴を加える。
「とりあえずこのビルで一番になる」と意気込む浅野さん。「もう一度来店してもらえるよう、料理、接客はもちろん、雰囲気も大切にしていく」とも。営業時間は17時~23時30分。