名鉄とファミリーマートが駅を活用したコンビニ新業態-セントレアに1号店

「ファミリーマート エスタシオ セントレアホテルプラザ店」店舗。手前にはおもちゃ、土産ものが並ぶ

「ファミリーマート エスタシオ セントレアホテルプラザ店」店舗。手前にはおもちゃ、土産ものが並ぶ

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 名古屋鉄道とファミリーマートは3月31日、沿線の駅や駅周辺を活用したコンビニエンスストア「ファミリーマート エスタシオ」の1号店「セントレアホテルプラザ店」を中部国際空港アクセスプラザ内にオープンした。

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 「エスタシオ」はカタロニア語で「駅」のこと。名鉄(名古屋鉄道)沿線の駅ホーム、駅ナカ、駅前など駅周辺の小規模スペースを活用し、「駅周辺で便利に買い物ができるような工夫をする」(ファミリーマート広報担当者)。名鉄は名古屋と中部国際空港をつなぐ「中部国際空港駅」を持つ。

 同店の店舗面積は42.59坪。通常のファミリーマートに比べ、「駅でニーズの高い」おむすび、パンなど手軽なワンハンドタイプの商品を多く取りそろえる。そのほか、飲料、菓子、酒類、雑貨や飛行機や電車のおもちゃ、土産ものなど約2,500アイテムをそろえる。また、「できるだけスムーズに買い物ができるように」レジを多めに設置するほか、レジ前スペースを広くとるなどした。manaca電子サービスも利用できる。

 「駅を利用するお客さまと、市中やロードサイドのコンビニを利用するお客さまの消費行動は異なる。駅のコンビニを利用するお客さまのニーズに対応したマーチャンダイジングを徹底し、一般のコンビニとは違った店作りを行っていく」と同担当者。

 今後、5月上旬までに、「神宮前駅駅前」「豊田市駅駅前」「名鉄一宮駅駅前」「名鉄名古屋駅上りホーム」の4店舗を順次開く予定。5年間で50店舗の出店を目標に据える。

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