![地下1階の売り場の様子](https://images.keizai.biz/meieki_keizai/headline/1308215735_photo.jpg)
ジェイアール名古屋タカシマヤ(名古屋市中村区名駅1)地下1階で6月15日から、米粉のロールケーキ10種類を一堂に集めた「第二回 もちもち米粉ロール選手権」が始まった。
国産米の消費拡大を目指した米粉の普及活動として今年2月、東京の百貨店で8日にわたり開催された同イベント。2回目となる今回は、東日本大震災の後ということもあり、東北への応援・支援を目的に加え全国の百貨店7カ所を巡回。東海地区ではジェイアール名古屋タカシマヤのみでの開催となる。
期間中、前日の売り上げ個数により順位を付け、人気上位トップ5を翌日店頭で発表するもの。「お客さまも参加できるエンターテインメント性のあるイベント」と広報担当者。全国で腕を振るう有名パティシエが、東北産の米粉と日本各地の激厳選素材を使用し作った個性豊かなオリジナル米粉ロールケーキ10種類がエントリーする。価格は一律1カット399円。
幻の品種「玉光デリシャス」トマト(宮城県産)を使用した「デリシャストマトのハワイアンロールケーキ」(東京・パティスリーポタジエ)、長野県産ローズウオーターの香りが楽しめる「バラのプリンセスロール」(長野・ビオクラ・八ヶ岳ナチュレパティスリー)、熊本県産のコクがある牛乳を使い、切り口がパンダの顔になっている「こめパンダロール」(熊本・パティスリークオーレ)、「八丁味噌と阿波和三盆糖のロールケーキ」(東京・800や)など。
2009年開催の「米粉スイーツコンテスト」で「東北米粉利用推進連絡会長賞」を受賞した宮城県農業高校から、卒業生の女性3人を中心に収穫の季節が最も早いとされる「枝豆」を用いて、地元の早期復興を祈って考案した「枝豆とひとめぼれのロールケーキ」も。
初日の順位は、1位「枝豆とひとめぼれのロールケーキ」、2位「こめパンダロール」、3位「酒粕と米粉のロールケーキ」だった。「いろいろなパティシエのロールケーキが一堂に会する企画。見た目も味も楽しめるケーキがそろっているので、ぜひご来店いただけたら」と呼び掛ける。
開催時間は10時~20時。今月21日まで。