浜乙女（名古屋市中村区名駅4）は8月1日、名古屋めしを代表する「うなぎまぶし（うなぎ）」と「手羽先」をカレーにミックスした名古屋のご当地カレー「名古屋グルメカレーうなぎ」と「名古屋グルメカレー手羽先」を発売した。

　新たな名古屋土産として販売を開始した同商品。近年、全国的に地元名物や特産物を使った「ご当地カレー」が話題を集めていることから企画し、名古屋めしの中でも特に人気の高い「ひつまぶし」と「手羽先」のカレーを商品化した。

　「名古屋グルメカレーうなぎ」は、まろやかな甘口カレー。ウナギのかば焼きを使い、カレーには隠し味にかば焼きのたれを加えコクのある深い味わいに仕上げた。コショウを利かせたスパイシーな辛口カレー「名古屋グルメカレー手羽先」は、手羽先をまるごと1本を使い、スプーンでほぐせるほど柔らかく煮込んでいる。

　商品名の書体には「金シャチフォント」を採用した。名古屋のシンボル金シャチの特徴的なフォルム「反り」や、装飾的なディテールを反映した「金シャチフォント」は、名古屋のご当地フォントを作り、地元で育て世界へ発信しようと「タイププロジェクト」（東京都練馬区）の鈴木功さんが開発した書体。パッケージには、「金シャチフォント」の商品名を中央に大きくプリント、金シャチのイラスト、スプーンを手にした同社のキャラクター「でえたらぼっち」などをあしらい、名古屋らしさを強調したものに仕上げた。

　「新しい名古屋の手土産商品として、ご利用いただければ」と広報担当者。

　価格は、「名古屋グルメカレーうなぎ」（180グラム）＝735円、「名古屋グルメカレー手羽先」（210グラム）＝525円。東海3県の駅売店や高速道路のサービスエリアなどで販売。名古屋駅付近では、名古屋駅新幹線口地下街エスカの「なごや魅力発信ショップ　なごみゃ」、ジェイアール名古屋タカシマヤの浜乙女店舗内で取り扱っている。