「名古屋おもてなし武将隊」がプロデュースした「武将弁当」の販売が10月6日、サークルKサンクスで始まった。
「名古屋おもてなし武将隊」は名古屋の観光PR活動を目的に織田信長、豊臣秀吉、徳川家康、加藤清正、前田利家、前田慶次の6武将と、4人の陣笠隊で結成されたチーム。これまでに写真集やCDデビューなど、活躍の場を広げてきた。
昨年8月に初めて販売した「武将弁当」。今回は4アイテムを2回に分けて、中京地区のほか、今回からは北陸地区のサークルKサンクスを加え期間限定販売する。
「壱之陣」(10月6日~19日)は、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康にちなんだ「三英傑 天下獲り弁当」(498円)。新しいもの好きだった信長が「血のように赤い酒」と好んで飲んでいたといわれる、赤ワインを使った「赤ワイン入りソースのチキン南蛮」、天下人となった秀吉に故郷・尾張中村の農民たちが祝いに届け喜んだと言われるダイコンやゴボウと、朝鮮出兵時に持ち込んだ唐辛子から生まれたといわれるキムチを使った「ダイコンとゴボウの煮物」「豚キムチ炒め」、家康の大好物だった「天ぷら」など。陣笠隊メンバーをイメージしたおにぎり弁当「陣笠隊 四色なかよしおむすび」(198円)も併せて販売。
「弐之陣」(10月20日~11月2日)は、前田利家、加藤清正、前田慶次の「三英槍 姫ごのみ弁当」(398円)。「三本のやり」に見立てた「エビフライ」「ヤングコーン」「インゲン」のほか、利家とその妻・まつをイメージした女性好みの「五穀さつまいもご飯」、虎退治の逸話で知られる猛将・清正にささげたいメニューとしたのは「豚肉と豆腐の卵とじ」、戦国一の傾奇(かぶき)者の慶次にヒントを得た「レンコンと枝豆のたらもサラダ」を詰めた。そのほか、チャーシューと鶏空揚げを具にした「陣笠隊 田舎風げんこつおむすび」(250円)を販売。
販売に合わせて、キリンビールとキリンビバレッジ(渋谷区)とキャンペーンを展開。期間中、「武将弁当」とキリングループ対象商品購入客を対象に抽選で「武将隊と巡る名古屋城ツアー」などに招待する。