地下鉄桜通線中村区役所駅近くにインド・ネパール料理「ナンカレーハウス」(名古屋市中村区太閤通3、TEL 052-452-7770)がオープンして1カ月が過ぎた。オープンは9月15日。
オーナーはネパール出身のリサルさん。ジュエリー職人でもあるリサルさんは3年前、日本人の妻との結婚を機に名古屋へ。すでに来名していた親せきのナライェンさんが料理人であることと、自身もインド料理店で働いていた経歴を持つことから、今回、一緒に店を開くことになった。
3フロアで構成する同店の店舗面積は約100平方メートル。席数はテーブルとカウンター合わせ60席を設ける。ネパールの布、人形、ランプ、イラストなどで装飾された店内は、「ネパールの雰囲気を楽しんでもらえるような店づくり」に仕上げた。ナンを作っている様子をのぞけるキッチン窓は、「利用客からの評判もいい」という。
厨房ではナライェンさんと同じくネパール出身のコックたちが腕を振るう。中には10年以上、インド料理経験のあるコックも。リサルさんは「本場の味が楽しめる店。カレーは具をたくさん入れているのが特徴で、ナンはモチモチに焼いている」と紹介する。
主なメニューは、タンドリーチキン(1個400円)、シークカバブ(700円)、チキンマサラカレー(850円)、マトンカレー、(800円)、ほうれん草と自家製チーズのカレー「パラクパニール」(950円)、ひよこ豆のスパイシーカレー「チャナマサラ」(750円)、ナン(250円~)など。肉と野菜入りの日替わりメニュー「本日のカレー」は同店の「おすすめ」。セットメニューはネパールの家庭料理をプレートにのせた「スペシャルネパールカジャセット」(1,500円)など7種類(1,280円~4,500円)を用意する。ランチメニューは750円~。
お子さまセット(580円)も提供している同店。「サラリーマンやOL、カップル、ファミリーなど、いろいろな人たちに利用してほしい」とリサルさん。「自分が毎日食べていてもおいしいと思うカレー。スパイスもたくさん入っていて、体にいいし元気にもなる。日本の皆さんにもカレーの良さをもっと知ってもらえたら」と笑顔を見せる。
営業時間は、ランチ=11時~15時、ディナー=17時~23時。テークアウトにも対応している。