名駅前のレジャービル「名鉄レジャック」(名古屋市中村区名駅南1)にゆるキャラ「クジャック」が登場し、10月25日からツイッターなどでPR活動を始めた。
今年で開業39年を迎える同ビル。ホームページのリニューアルを行い、「レジャックで羽のばそー!」をキャッチフレーズにPRを開始した。ビル内には飲食店、ボウリング場、マンガ喫茶、サウナ店などが入居する。
クジャックは青色の体に大きな羽を持つクジャクのキャラクターで、「レジャックで羽のばそー!」のフレーズにバサっと大きく羽を広げるポーズのCMなどを展開。10月27日には「クジャック笹島クリーン作戦」と題し、同ビル前の清掃活動を行い人前にデビューした。
「特に従業員というわけでもなく、レジャック好きが高じて勝手に応援活動を地味にしていた」(同ビル担当者)というクジャック。「『意外と評判がいい』ことから、最近になって『黙認』から一歩進んだ『準公認』の状態になり、同時に同ビルの7・5階にすみ着くようになったらしい」。レジャックとクジャックの関係は、「何とな~く好きに活動させている、ゆるい感じ」だという。
ホームページでは「クジャックの部屋」も紹介。ミラーボールを飾った部屋にはクラシカルなインテリア、黒電話などが置かれ、ワイン片手にくつろぐクジャックがいる。プロフィールやCMギャラリーも掲載。「クジャックは、自分はかっこよくて女の子にモテると思い込んでいるが、実は普通の人とは価値観が大きく違い、周りからは『少し変わっている』と思われているタイプ」
11月4日からは、39周年記念イベントとしてクジャックとお笑いタレントの鳥居みゆきさんが「鳥つながり」で参加する「幸せの青い鳥キャンペーン」を開催。店舗利用客を対象に、サイコロで出た目に応じた割引券やオリジナルグッズを進呈するイベントなどを展開。15日~21日は「怒濤(どとう)の1週間」とし企画をバージョンアップ。クジャックが館内を歩き回りPRするほか、21日には鳥居みゆきさんが駆け付け、打ち合わせなしのぶっつけ本番のイベントを開くという。