名駅エリア柳橋交差点近くに10月5日、居酒屋「いろり庵 十五家」(名古屋市中村区名駅南1、TEL 052-563-1215)がオープンした。
岐阜県柳ヶ瀬に本店を置く同店。店長の藤本さんは「12年前、家族で始めた店なんですよ」と紹介する。今回、名古屋への出店を以前から考えていたところが現実となり2店舗目を展開する運びになったという。
店舗面積は約38坪。席数はカウンターとテーブル合わせ57席。全テーブルに備長炭のいろりを設け、目の前で串焼きや魚介類、山菜などを焼きながら味わえるのが特徴。店内は古民家をイメージした和風の落ち着いた空間に仕上げた。メーンターゲットは40~50代のビジネスマン。
こだわりは、毎日近くの柳橋中央市場から仕入れる新鮮な食材と「長崎平戸のあごしょうゆ」。「あごしょうゆは、だしが利いていてどんな食材にも合い、絶妙な香ばしさが口の中で広がる」と藤本さん。メニューは、野菜や魚介、鶏モモ、つくね、飛騨牛など約40種類を取りそろえた炙(あぶ)り串(130円~)を中心に、炙りさかな、一品料理、サラダ、刺し身、ご飯物、揚げ物、デザートなど。ざるに盛った炙り串をスタッフがテーブルまで持っていき、来店客に選んでもらうサービスも。
ドリンクメニューは、生ビール(480円)、カクテル、酎ハイ、ワイン、マッコリ、ハイボール、焼酎などを用意する。
オープンして1カ月。「炭火焼きが好評で常連もできた」という。「いろりで焼かれる食材、店内に広がる香ばしいしょうゆのほのかな香りなど雰囲気も楽しんでもらえれば」と藤本さん。「これからも、いつ来ても落ち着いてゆっくり飲める場所を提供していきたい」と話す。
営業時間は17時~翌1時。