ジェイアール名古屋タカシマヤ（名古屋市中村区名駅1）10階催会場で2月29日、「春の大北海道展」が始まった。

「雪中キャベツ」を使ったロールキャベツを載せたラーメン「雪国」

　カニ、イクラ、野菜などの生鮮食品、加工食品、スイーツ、パン、弁当、総菜など、期間中の2週間で99店舗が出店。3月6日までの第1弾は、「雪解け間近の北海道ならではの素材を使ったメニューが目玉になる」（同店広報担当者）という。6日～13日の第2弾は約20店舗が入れ替えとなり、同展初出店の店が5店登場する。

　カニ専門店の「カネシマ嶋田商店」では、船を使った水槽を設置し生きたままの毛ガニ（100グラム＝735円）、ズワイガニ（100グラム＝420円）を用意。利用客が希望のカニを選び、会場でボイルし提供できる。「毛ガニが今、旬のど真ん中」と同店スタッフ。そのほか、ボイルした子持ちのタラバガニや、大きなカニの足なども販売。「本物シシャモ」の専門店「大野商店」では、「生干ししゃも スーパージャンボメス」（10尾、2,625円）などを販売。

　ジェイアール名古屋タカシマヤオリジナル商品も多数用意。自家製ミルクジャムと生クリームをサンドした「ダブルミルク生シュー」（パパラギ、1個399円、1日500個限定）は、会場内でシューを焼き上げクリームを詰め込み、出来立てを提供する。

　そのほか、イートインブースでもオリジナルメニューを提供。「元祖旭川らーめん 一蔵」は、雪の中で野菜を眠らせることで甘みが増すという「雪中キャベツ」を使ったロールキャベツと、「越冬ナガイモ」を載せたラーメン「雪国」（945円）を提供。初日は昼ごろに完売した。小樽のすし店「日本橋」では、ワカサギの天ぷらを載せた「すし屋の天丼」（2,205円）を用意。いずれもジェイアール名古屋タカシマヤオリジナル商品で、1日限定100食。提供は6日まで。

　「お得な」価格で提供する日替わり提供品も用意。2日＝「北あかり」（1箱3キロ、1,050円）、3日＝「かにづくし弁当」（1,050円）、4日＝「本チャン紅さけ不揃い切り落としパック」（1パック200グラム、630円）など。いずれも数量限定。

　営業時間は10時～20時（6日は16時30分まで、13日は17時まで）。